ドル/円は一方向へ動き易い状態。ユーロは下値抵抗厚いポイントが..。

こんにちは。forexprosのクニコです。
株式会社ワカバヤシ　エフエックス　アソシエイツ 川合 美智子氏提供のテクニカル分析をご紹介します。
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ドル/円は値動きが収縮しており、一方向へ動き易い状態が続いています。日足の上値抵抗が80.50-60、週足ベースでは80.80-81.00に引き続き位置しています。日足の下値抵抗は79.00-20 。今日のNY市場終値が80.80超えであれば、ドル反転の足がかりとなります。但し、82.00-10の抵抗をクリアしない限りは、トレンドの転換が認められません。

今日のドル買いの損切りは80.00割れ。ドル売りは81.00超えで撤退です。

ユーロ/ドルは朝方攻防となっていた1.4300-10の抵抗を切れ始めています。但し、短期トレンドは調整下げの範囲内に留まっており、反発に転ずる可能性を残しているので1.42台での突っ込み売りに注意した方がいいでしょう。ユーロ売りは1.4250±10ポイントでは利食いを着実に。或いは、1.4240-50近辺はあれば一旦買い場と見ます。浅い損切りは1.4200割れ。上値抵抗は1.4360-70に出来ています。ユーロ売りは1.4430超えで撤退です。

ユーロ/円は、114.40-50にやや強い下値抵抗が控えています。114.80以下の売りは浅い利食いを着実に。116.00-20の抵抗を上抜けたら売りは撤退です。ユーロ買いは113.50割れで止め。

ポンド/ドルは大きく反落しており、立ち上げの可能性を打ち消していますが、一方で1.6010〜1.5970ゾーンには中期的な下値抵抗があり、現レベルでの売りは様子です。軽い上値抵抗は1.6100-10にあります。

ポンド/円は、129円割れを見ており買いは様子見ですが、127-128円台を割り込む可能性は低いと見ています。129.80-90まで特に強い上値抵抗はありません。

豪ドル/円は上値を切り下げており、85.90-00が当面の壁。但し、強い下値抵抗が84.10-20に出来ており、このレベル以下の突っ込み売りにも注意したほうがいいでしょう。

首相退陣関連のニュースや記事が一面に出ています。またか、と思います。マスコミやメディアにきちんと伝えて欲しいのは被災地で復興に励む人々の努力やその大変さ、そして福島原発の現場で命がけで働く東電の社員の人たち（デスクワークの方々ではありません）そして亡くなった方たちの捜索や収容、瓦礫の撤去などの作業で過酷な労働を強いられている自衛隊員の方々の様子です。

日本を本当に守ってくれているのは今、現場で働いている人たちですから。その姿をニュースや新聞の一面で毎日流してくれれば、首相退陣やら大連立反対やらで自分達が注目を浴びていると思い込んでいる政治家たちも少しは分かってくれるのではないかと思ったりもします。

それはさておき、急に暑くなって来ましたね。節電は時に事務能力や現場の作業能力を落すことにもなるので、日本経済にとって必ずしもいいこととは思えませんが、少しは汗しながら頑張っております。皆様も夏バテや熱中症に気をつけてくださいね。

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