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- TiedCo社が初の日本円ステーブルコインと なるタイドコインを発表
- 投稿者: macklean 投稿日時: 2019-7-12 16:42
- TiedCo社が新しいコイン、タイドコインのリリースを発表しました。世界初の円 ベースのステーブルコインであり、日本市場への広がりが期待されています。 ユーロ及び円による法定通貨担保型のステーブルコインであり、現在すでに beaXchange.comで取引可能です。
ステーブルコインとは
大まかに言えば、ステーブルコインとは価格が特定の法定通貨と同じになるよう に設計されたコインです。誕生したのは少し前ですが、市場への影響が注目され 始めたのはここ最近になります。登場した当初は、そのアイデア自体への不信感 やコインとしての機能などに疑問が挙げられていました。
しかし2018年になり、ステーブルコインは市場に受け入れられてきました。ボラ リティの大きさに対応する手段として、存在価値が評価され始めたのです。 ブロックチェーンの種類にもよりますが、仮想通貨間の取引は数秒以内に行われ ます。しかし法定通貨と仮想通貨の間のトランザクションスピードが遅くなるこ ともある現状では、ボラリティの大きさに相まって、それによる損失を被るリス クがあります。資産を価格の安定したコインとして保っておくため、また特定の コインを購入する際のロスを防ぐものとして、ステーブルコインはそうした市場 におけるリスクヘッジとして機能しています。
ステーブルコインには大きく分けて2つあります。 ひとつは、中央銀行が法定通貨の価値を担保するのと同じように、通貨の価値を 保つアルゴリズムに基いて開発されたものです。こうしたコインの問題点は、コ インそれ自体には万が一のときのバックアップがないことです。基本的に価格が 安定しているステーブルコインですが、市場の変換やアルゴリズムのエラーに よって一転して価値が下落、または無価値になる可能性があります。 もうひとつの種類である、バックアップ機能を備えたコインが評価される理由 は、この欠点を補えることです。コインの発行会社が他の法定通貨または価値の 安定した資産を担保として扱うことで、価値の保証を実現しています。法定通貨
がバックにあるため、タイドコインはこのバックアップ機能を持ったコインと なっています。