経済ニュース(NHK) - 最新ニュース/記事一覧

日本製鉄はアメリカのUSスチールの買収後、初めてとなる中期経営計画を公表しました。2030年度までの5年間でおよそ6兆円を投資し、2030年代半ばに「粗鋼生産量」を今のおよそ1.5倍にあたる1億トン以上に増やす方針です。

政府が経済対策の例として掲げる「お米券」について、鈴木農林水産大臣は、発行団体から経費を抑えて価格を引き下げると報告があったことを明らかにしたうえで、今後も自治体と相談して対応を図っていく考えを示しました。

日銀は来週の金融政策決定会合で、利上げの実施を最終判断することにしています。来年の春闘に向けて、賃上げの動きは広がっているという見方が多く、政策金利を0.75％程度に引き上げる方向で議論する方針です。

生命保険大手の明治安田生命は、営業職員が架空の投資話を持ちかけて顧客17人からおよそ2億円をだまし取っていたと発表しました。

12日の東京外国為替市場、アメリカで利下げが継続されるという観測が強まったことで、日米の金利差の縮小が意識され、円相場はドルに対して値上がりしました。

通販大手のアスクルは、ことし10月に確認されたサイバー攻撃の調査結果を公表し、通販サイトの利用者や取引先の電話番号、メールアドレスなどあわせて73万件余りの個人情報が外部に流出したことを確認したと明らかにしました。

経済産業省は北海道千歳市に最先端半導体の研究開発拠点を新たに整備すると発表しました。稼働は2029年度を想定していて、ラピダスをはじめ国内外の企業や研究機関と連携することで、日本の半導体分野の競争力強化につなげたい考えです。

NHKニュース「おはよう日本」で平日朝に放送している経済ニュースコーナー「おはBiz」。最新のビジネストレンドや働き方、お役立ちサービスやスタートアップ企業の情報など、ギュギュっとコンパクトにお届けします。

12日の東京株式市場、日経平均株価は一時900円以上値上がりしています。アメリカのFRB＝連邦準備制度理事会が景気を下支えするために利下げを継続するという観測から、11日のニューヨーク市場ではダウ平均株価などが最高値を更新していて、その流れを受けて東京市場でも多くの銘柄に買い注文が広がっています。

企業の間で生成AIの活用が広がる中、三菱UFJ銀行は、顧客が電話などで話す内容や意図を瞬時に解析する新たな仕組みを導入します。まずはコールセンターから開始し、活用の範囲を広げていく計画で、生成AIが顧客対応の質の向上につながるかが注目されます。