クリスマス明けのロンドン市場は、欧州通貨の取引が活発だった。
特に目立ったのがユーロ買いポンド売りの動きで、12月に入ってからの流れを引き継いで0.97台後半へと最高値を更新した。
また、中東情勢の緊迫で、スイスフランにも買いが集まった。
この両通貨が牽引してドル安の動きが広がった。
ユーロドルは1.41台半ばから1.43台半ばへと上昇、ドルスイスは1.06近辺から1.04台前半へと値を下げた。
一方、ドル円はしばらく90.40-50レベルでの揉み合いを続けていたが、90.30割れから下げが加速、89円台後半へと急落する場面があった。
90円割れはクリスマス前の23日以来。
クロス円はユーロ円が主導して全般に買われたが、ポンド円だけは例外で、一時131円台と1995年5月以来の安値水準へ軟化した。
一方、ユーロ円は129円台後半まで上伸する場面があった。
両通貨の水準が近接しており、年明けに向けてユーロポンドが1.0000となることの現実味が強まっているとの見方もあった。
後半はNY市場の参加を控えてポジション調整色が強まった。
ユーロドルは1.42台後半、ドル円は90円台前半へと戻した。
ただ、ロンドン序盤のドル高水準までは回復しなかった。
また、ユーロポンドは0.97台後半での揉み合いが継続し、大きな調整は見られなかった。
◆原油先物、一時42ドル台へと急騰 その他の市場では、原油先物が一時42ドル台と前営業日比10％超の大幅高となった。
イスラエル によるハマス空爆の被害拡大により、中東での緊張が高まったことが再び材料視された。
また、東京タイムに壁となっていた40ドルを上抜けたことでショートカバーが入ったとの指摘もあった。
欧州株は資源株中心に堅調なスタートとなった。
英FT指数は序盤に2％超の上昇、その後も高値水準で推移した。

東京時間21:05現在 NY原油先物2月限（WTI）（時間外取引） 1バレル＝40.63（+2.92　+7.74%） NY金先物2月限（COMEX）（時間外取引） 1オンス＝885.50（+14.30　+1.64%）

ドル円が89円台後半へと下落したことで、ポンド円も一時131.70レベルまで売られた。
131円台での取引は1995年5月までさかのぼることになる。
ユーロ円129円台、ポンド円131円台と両通貨ペアの水準が近接してきてお...

東京時間19:53現在 香港ハンセン指数　　 14328.48（+144.34　+1.02%） 中国上海総合指数　 1850.48（-1.04　-0.06%） 台湾加権指数　　　　 4416.16（-8.92　-0.20%） 韓国総合株価指数　 1117.59（-0.27　-...

12月のKOFスイス先行指数は-0.39と大幅な落ち込みとなった。
しかし、発表直後のスイス売りの反応はみられていない。
ユーロスイスは1.50近辺での揉み合い、ポンドスイスは1.5390近辺と、むしろスイス高になってい...

95.18　200日移動平均 88.34　100日移動平均 87.44　一目均衡表・雲（上限） 86.26　ボリンジャーバンド　2σ上限（21日間） 85.95　現値 83.74　エンベロープ1%上限（10日間） 82.91　10日移動平均 82.40...

東京時間18:48現在 NY原油先物2月限（WTI）（時間外取引） 1バレル＝41.29（+3.58　+9.49%） NY金先物2月限（COMEX）（時間外取引） 1オンス＝887.40（+16.20　+1.86%）

ドルカナダは東京市場では1.22近辺から1.21割れへと大きく売り込まれた。
原油先物が時間外取引で堅調だったことがカナダ買い材料となっていた。
しかし、ロンドン市場ではユーロ買いが各主要通貨に対して進行した...

東京時間17:45現在 ダウ平均先物3月限　8487.00（+15.00　+0.18%） S&P500先物3月限　869.80（+0.90　+0.10%） NASDAQ100先物3月限　1187.25（-1.25　-0.11%）

＊貿易収支（11月）17:30 結果　-82億香港ドル 予想　N/A　前回　-143億香港ドル