NY金先物6月限（COMEX）（終値） 1オンス＝897.30（-11.60　-1.28%）

欧州株式3日終値 英FT100　 4029.67（-95.30　-2.41%） 独DAX　　4384.99（+3.07　+0.07%） 仏CAC40　 2958.74（-33.32　-1.17%）

米利回りが上げ幅を拡大している。
米株式市場の底堅さを受け、米利回りは上昇していた中、バーナンキFRB議長の発言を受けてさらに水準を切り上げた。
バーナンキFRB議長は、長期債買い取りプログラムが奏功してい...

ドル円やクロス円は米株式市場が底堅い動きとなっていることで、円売り圧力がかかっている。
ダウ平均はまだマイナス圏ながら、ナスダック、S&P500は下げ幅を消した。
ナスダックは、RIMが急伸して始まったことで、...

豪ドル/ドルは0.70台後半まで、NZドル/ドルは0.57台後半まで水準を切り下げ、それぞれ本日の安値を更新。
豪ドル/ドルでは0.7200前後、NZドル/ドルでは0.5900前後が短期的な抵抗になっているほか、週末とあって騰...

ドルカナダは1.23台中盤で推移。
今週のドルカナダは一時1.27台まで上昇したものの、株高を背景としたドル安が進んだことで、週末にかけて反落する展開。
米景気の先行き不安が若干後退していることもあって、カナ...

ポンドドルは1.4840台まで堅調に推移している。
対ユーロのポンド買いが押し上げているているほか、足元でややドル売りの動きがあることもポンドドルをサポート。
ただ、1.4850水準では英系クリアラーの売り観測も...

＊ISM非製造業景気指数（3月）23:00 結果　40.8 予想　42.0　前回　41.6

NY株式3日（NY時間09:36） ダウ平均　　　7990.43（+12.35　+0.16%） S&P500　　　　835.62（+1.24　+0.15%） ナスダック　　　1605.77（+3.14　+0.20%）

ロンドン市場は、序盤に円安の動きが強まったが、中盤は米雇用統計の発表を控えて模様眺めとなった。
欧州株および米株先物は各指数の値動きがまちまちとなり、為替相場の手掛かりとはなりにくかった。
米雇用統計はほぼ市場予想通りの結果となった。
発表直後は株高・円安の反応が強まったが、週末を控えて利益確定の動きに押されて神経質な上下動となった。
ドル円はロンドン序盤に99円台前半へと軟化したが、中盤には100円台に乗せた。
その後99円台後半で揉み合い。
米雇用統計発表直後に100.30レベルと年初来高値を更新、08年11月4日以来の円安ドル高水準となった。
その後はNY序盤にかけて99円台後半へ押し戻された。
クロス円は往来相場。
ユーロ円は133円台前半から134円台後半に上昇したあと、134円挟みの水準で米雇用統計を迎えた。
発表後に135円手前へと上昇後、133円台半ばへと反落した。
ポンド円は全般に買いが先行し、145円台半ばから148円台前半へ上昇。
147円割れもあったが、雇用統計後に148円台後半へと急伸した。
その後の戻りも147円台後半と限定的だった。
ポンドが堅調な理由としては、ロンドン序盤に発表された3月の英CIPS非製造業PMIが予想を上回った点が指摘されたほか、債券買いからのフローも持ち込まれていたようだ。
ユーロドルは1.34近辺から1.34台後半での振幅のあと、NY序盤には1.33台後半に下げた。
ユーロ円の利益確定の動きや、ユーロ売りポンド買い圧力などに押された。
一方、ポンドドルは1.46台半ばから1.48台乗せとなり、下値は1.47台前半が堅かった。
◆米雇用統計、失業率8.5％は25年ぶりの高水準 注目された3月の米雇用統計は非農業部門雇用者数が66.3万人減とほぼ市場予想66.0万人減の水準に留まった。
2月は65.1万人減のままだったが、1月は65.5万人減から74.1万人減へと大幅に下方修正された。
74.1万人減は約60年ぶりの記録的な大幅減。
また、失業率は8.5％へと上昇、25年ぶりの高水準を記録しており雇用情勢は、依然最悪の状況が続いていた。