ユーロドルはロンドンタイムに報じられたアイルランドの格下げなどで1.38手前まで売られる場面があったが、その後は1.39近辺までじり高の動きとなっていた。
NY市場では再び1.38台前半へと軟化する場面もあったが...

週明けのNY株式市場は軟調なスタートとなっている。
ダウ平均株価指数は一時9816.17と前週末比100ドル超の下落となり、現在も95.30ドル安と上値が重い。
しかし、円相場はやや円安の動きをみせている。
ドル円は一時...

NY株式8日（NY時間09:39） ダウ平均　　　8689.14（-73.99　-0.85%） S&P500　　　　932.09（-8.00　-0.85%） ナスダック　　　1829.83（-19.59　-1.06%）

米各紙が報じたところによると、ゴールドマン・サックス（GS）とJPモルガンを含む複数の金融機関が、米政府から公的資金返済許可を得る見通しだ。
アメックス、モルガン・スタンレー（MS）、ステート・ストリート...

各国の長期金利（NY時間09:10）（%） 米2年債　 1.333（+0.041） 米10年債　3.840（+0.012） 米30年債　4.605（-0.028） ユーロ圏　3.685（-0.037） 英　国　　3.884（+0.035） カナダ　　3.452（+0.052...

8日前半のロンドン為替市場はユーロの売りが強まった。
先週末の米雇用統計後の流れを引き継ぎ、ドル買い優勢で始まった。
S&Pがアイルランドのソブリン債の格付けを「AA＋」から「AA」に格下げしたことが伝わり、見通しもネガティブとしたことから、ユーロ売りが加速、対ドルのみならず、対ポンドでもユーロは下げ幅を拡大する展開となった。
その後、NY時間にかけて、市場が動向を注視している米10年債利回りが下げに転じたことで、ドル買いの動きも一服、ポンドドルなどは序盤の下げを取り戻す動きとなった。
米株先物、欧州株が軟調に推移していることも、ドル買いにブレーキをかけたようだ。
◆クロス円　10日線の上は維持 ユーロ円、ポンド円は、序盤、売りが先行したものの、NY時間にかけて下げ渋る動きとなった。
アイルランドの格下げもあって、ユーロ円の戻りは今ひとつだったものの、ポンド円はロンドン時間序盤の下げをほぼ取り戻す動き。
このリバウンドでユーロ円、ポンド円は10日線の上を維持した格好となっており、上向きトレンドはなお継続といったところ。
◆ユーロドル1.38台は維持　下値にはソブリン系の買いも観測 ユーロドルはアイルランドの格下げもあり、東京時間の1.39台後半から1.3805近辺まで200ポイント近く下落する場面もあった。
この下落で一気に21日線の水準に到達したが、オプション絡みの防戦買いやアジア系の買いも観測され1.38台は維持している。
◆利上げ期待は時期尚早か 米雇用統計を受けて、一部にはFRBの早期利上げ再開との見方も出ているようだ。
ただ、現実的には景気底打ち感が強まっただけで、利上げ再開には程遠い状況。
むしろ、米国債利回りが上昇すれば、FRBはこれを止めに行く方が先とも考えられ、利上げ期待は時期尚早とも思われるが。

東京時間21:43現在 英FT100　　 4386.89（-51.67　-1.18%） 独DAX　　 　5000.43（-76.60　-1.51%） 仏CAC40　 3285.16（-53.89　-1.63%） スイスSMI　 5359.09（-39.81　-0.73%） ---------------------...

ユーロ圏の10年債利回り（日本時間21:26時点）（%） ドイツ　　　　3.683 フランス　　　4.009（+33） イタリア　　　4.571（+89） スペイン　　　4.414（+73） オランダ　　　4.07（+39） ギリシャ　　　5...

ドル円は先ほどから、また売りが優勢となっている。
米10年債利回りが下げに転じていることで、ドル円も売り圧力が強まっている。
98.65近辺より上の売り圧力は突破できず失速している状態。
98.65アラウンドは5月の...

21:15　カナダ住宅着工件数（5月） 　　　 予想　126.0千件　前回　117.6千件（117.4千件から修正） ユーロ圏財務相会合（ルクセンブルグ） 9日 1:30　タルーロFRB理事　講演（ワシントン） 2:35　シュ...