週末の東京市場は様子見が優性だった。
ドル円は97円台半ばから97円台後半まで買われたが、クロス円はほぼ横ばいで推移するなど方向性に欠けた。
日経平均の年初来高値更新、中国の強い鉱工業生産などリスク資産回帰を連想させる材料が豊富だったが為替市場における円売り圧力は限定的だった。
◆中国銀、外貨資産の比率を圧縮へ 12日付の米ウォール・ストリート・ジャーナル（WSJ）は、中国銀行が外貨資産の比率を圧縮するとのニュースを報じた。
同行は中国の四大銀行の一つ。
中国銀行の会長は米WSJとのインタビューで、総資産に占める外貨資産の比率を現在の35%から10%まで圧縮する方針を示した。
比率の見直しは今後数年間で実施されるとのこと。
米国債の消化不安を連想させる材料だが、為替市場の反応は乏しかった。
◆ドル、ポジション調整で買い戻し きょうは相対的にドルが強含む展開だった。
ドル円が97円台半ばから97円台後半まで上昇したほか、ユーロドルは1.41台前半から1.40台後半、ポンドドルは1.6600付近から1.65台前半まで下落した。
特にドル買いに繋がる材料はなく、ポジション調整が中心とみられる。
前日の海外市場では米国債利回りの低下でドル安が進んでいた。

98.85　ボリンジャーバンド　2σ上限（21日間） 98.28　エンベロープ1%上限（10日間） 98.11　一目均衡表・雲（上限） 97.85　現値 97.49　一目均衡表・雲（下限） 97.30　10日移動平均 97.11　一目均衡表・...

後場に入って日経平均が一段高となっている。
先ほど上げ幅は一時150円を超えた。
業種別では証券株や海運株の上昇が目立つ。
13時30分発表の鉱工業生産が上方修正されたことも相場を下支えしている。
ただ、為替市場...

＊鉱工業生産指数・確報値（4月）13:30 結果　5.9% 予想　N/A　前回　5.2%（前月比） 結果　-30.7% 予想　N/A　前回　-31.2%（前年比）

【通貨ペア別　売買動向（単位：％）】 ◆ドル円　　くりっく３６５　外為どっとコム 09/06/05　　　　36.8　　　　65.0 09/06/08　　　　36.7　　　　64.4 09/06/09　　　　40.0　　　　68.5 09/06/10　　...

ドル円　1.60-2.10　円コールオーバー ユーロ円　1.20-2.20　円コールオーバー ポンド円　1.50-2.50　円コールオーバー 各通貨とも円コールオーバーが前日並みの水準となっている。
※リスクリバーサルと...

週末の東京市場は小動き。
株式市場は堅調だが、リスク選好の円売りは盛り上がっていない。
海外勢の出方を見極めたいとの雰囲気が強いようだ。
12日、13日にイタリアで開催されるG8を警戒する見方も出ている。
9日付...

毎日午後4時から開催するKlug毎日セミナー 「ロンドンタイムからの外国為替市場の見どころ」 講師は GCIキャピタル・シニアアナリストの山岡"ダックビル"和雅（やまおか・かずまさ）です。
本日の注目テーマは【米ミシガン大学景況感指数&米長期金利】 このところ改善が目立つ景気先行き見通し。
さて、6月はどうなっていますか。
最近話題の長期金利動向についても見て行きます。
Klug毎日セミナーでは、 海外市場の注目イベントを一つピックアップして テーマとして取り上げていきます。
質疑応答は、テーマと関係が無くてもOK。
ぜひ、ご参加ください なお、ログイン方法などについては、 午後3時40分に配信する 次回更新記事を参照ください。

東京時間10:40現在 東京金先物2010年4月限（TOCOM） 1グラム＝3017.00（-7.00　-0.23%） NY金先物8月限（COMEX）（時間外取引） 1オンス＝956.50（-5.50　-0.57%） 東京金は小幅安で推移。
前日の通常取引...