仲値通過後の為替市場は、円売りの動きが一段落、円安水準での揉み合いになっている。
日経平均は前日比200円高水準で一進一退に。
ドル円は前日高値94.46レベルでは頭を抑えられて94.20レベルで推移している。
ユー...

東京時間9:24現在、日経平均は前日比206.10円高の9475.35円。

各報道機関によると中国の北京タイムズ紙は、きょう発表される中国第2四半期GDPは前年比7.9％上昇と報じている。
市場予想は7.5％から7.8％程度となっており、この報道通りの結果となれば、予想を上回る強い成長と...

＊第3次産業活動指数（5月）8:50 結果　-0.1% 予想　0.4%　前回　2.2%（前月比）

−7月の小売売上高、かなり厳しい見通し− 【2009年7月16日(木)】　−　消費が上昇し、インフレも上昇する兆しが見え始めてきた。
しかし、その一方で、失業率は当分、上昇は避けられない見通しで、米経済はＶ字型やＵ字型の回復よりもＷ字型で紆余曲折がありそうだ。
　商務省が14日発表した6月の小売売上高（季節・営業日調整後）は、前月比0.6％増と、5月の同0.5％増や市場予想の0.4％増をそれぞれ上回った。
これは1月の1.7％増以来5カ月ぶりの高い伸びとなる。
　ただ、注意しなければならないのは、今回の小売売上高の大幅増加は、ガソリン価格の急伸に助けられたガソリンスタンドの売上高の急増と、これまで低迷していた自動車・自動車部品販売の増加による要因が大きく、それ以外の住宅関連やレストラン、デパートなど多くのセクターではまだ売り上げは低迷しており、回復軌道に乗っていないということだ。
　実際、ガソリンと自動車を除いた小売売上高は前月比0.2％減と、4カ月連続で減少が続いている。
ちなみに、ガソリン販売は同5.0％増、自動車販売は同2.3％増で、ガソリン販売だけを除いた売上高は同0.3％増、また、自動車販売だけを除いた売上高も同0.3％増と、全体の小売りの伸びの半分にとどまっている。
後者の場合、市場予想の0.7％増よりかなり弱い結果になっていることが分かる。
　この統計の発表直後、ニューヨーク株式市場では、この日同時に発表された6月の米PPI（生産者物価指数）がガソリンの急騰（前月比18.5％上昇）で前月比1.8％上昇と、1年7カ月ぶりの大幅上昇となったこともあり、株式先物が反落。
現物市場でもダウ工業株30種平均は、その後、値を持ち直したものの、結局、前日比27.8ドル（0.3％）高の8359.49ドルの小幅高で引けている。
　また、15日の朝方に発表された6月の米消費者物価指数（CPI）も前月比0.7％上昇と、5月の同0.1％上昇の7倍となり、昨年7月以来11カ月ぶりの高い伸びとなった。
市場予想の0.6％上昇を上回り、前日のPPIの大幅上昇に追随した格好。
ちなみにコアCPI指数（値動きが激しいエネルギーや食品を除く）は同0.2％上昇で、これも市場予想の0.1％上昇、5月の0.1％上昇の2倍となっている。

　現地7月10日に米国農務省は、世界、そして米国内の需給を予測した需給報告を発表しました。
今回の発表で注目していたのは、前回6月の発表時にこれまでにない危機的状況を示す3.8％とされた08〜09年度（08年9月1日〜09年8月31日）の米国内大豆期末在庫率、そして08〜09年度の需給ひっ迫のあおりを受けると予想されている09〜10年度（09年9月1日〜10年8月31日）の米国内の大豆需給予測です。