3日の東京市場は全体的には様子見の動きとなった。
朝方は先週末のNY市場の流れを引き継いで、ドル売り・欧州通貨、資源国通貨買いが優勢で始まり、仲値にかけて動きが強まる場面もあったものの、それを通過すると、利益確定売りの動きも出て、結局、NY時間終値の水準に戻している。
今週は重要なイベントを控えていることもあり、動向を見極めたいといった雰囲気もあったようだ。
ドル円は94円台半ばで上下動、ユーロドルは1.42台半ばでの小動きが続いた。
◆豪州の求人は低迷続く 豪ドルは朝方買いが優勢となり、対ドルで一時10ヵ月ぶりの水準に上昇、豪ドル/ドルは一時0.84手前まで上昇したものの、その後は伸び悩んでいる。
ただ、NY原油が時間外で70ドル台を回復していたこともあり、下値も底堅く推移していた。
ただ、豪州の雇用情勢は依然として厳しい状況が続いているようだ。
ANZ銀行が発表した新聞とインターネットの求人広告調査によると、新聞の求人広告は前月比0.4％減、インターネットは1.8％下落しており、全体では前月比1.7％減となっており、15ヵ月連続の減少を記録している。
◆中国の企業景況感強い　1年ぶりの高水準 中国の証券大手のＣＬＳＡ証券が発表した7月の中国購買部担当者景気指数（ＰＭＩ）は52.8と前月の51.8から上昇、1年ぶりの高水準を付けた。
中国政府による積極的な景気刺激策が企業の景況感を支えているようだ。

本日の海外市場の注目は7月分の米ISM製造業景気指数。
市場予想では46.5と前回の44.8から改善が見込まれている。
ただ、NY連銀やフィラデルフィア連銀の景気指数はまちまちの内容で、予想程度か、それよりやや低い...

先ほど7月の新車販売（軽自動車除く）が発表され前年比4.2％減と12ヵ月連続の減少となった。
ただ、6月までは2桁の減少が続いていたことと比較すると、減少幅は急速に緩和しており、国内の自動車市場の低迷も一服...

為替市場は午後に入って静かな展開となっている。
東京株式市場は小高く推移、中国など他のアジア株は堅調に推移しており、リスク選好の動きも見られるものの、為替市場は今のところ様子見といったところ。
中...

東京時間12:29現在 NY原油先物9月限（WTI）（時間外取引） 1バレル＝70.01（+0.56　+0.81%）

東京時間11:02現在 東京金先物2010年4月限（TOCOM） 1グラム＝2913（+30　+1%） NY金先物12月限（COMEX）（時間外取引） 1オンス＝955.50（-0.30　-0.03%） 週明けの東京金は先週末のNY金の上昇を受けて、...

東京時間11:02現在 NY原油先物9月限（WTI）（時間外取引） 1バレル＝69.58（+0.13　+0.19%） NY原油先物相場は時間外で続伸して始まっている。
先週末のNY市場の大幅上昇の流れを引き継ぐ格好。
米商品先物協...

東京時間11:01現在 香港ハンセン指数　　 20583.62（+10.29　+0.05%） 中国上海総合指数　 3413.87（+1.81　+0.05%） 台湾加権指数　　　　 7056.19（-21.52　-0.30%） 韓国総合株価指数　 1560.75（+3.46　+...

豪ドルは仲値通過後の下げが一服、79.30近辺と底堅い動きが続いている。
市場のリスク許容度が安定する中、資源国通貨への資金は流入しやすい。
豪ドルは7月28日につけた79.30の水準を上抜け、一時79.45近辺まで上...

厚生労働省が発表した毎月勤労統計調査（速報）によると、6月の現金給与総額（事業所規模5人以上）は、1人平均で43万0620円となり、前年比で7.1％減と、過去最大の下落率となった。
13カ月連続の減少。
所定外給与...