発行日時 |
ニュース見出し
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2008-4-14 9:26
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日銀議事要旨 2 内外ともにリスク要因が増加との認識を共有
2008/04/14(月) 09:14
内外ともにリスク要因が増加との認識を共有。
景気循環メカニズムは基本的に維持されているとの見方で一致。
企業行動に慎重さ目立ち、メカニズム検証の必要─ある委員。
国際金融市場の動揺で中小企業資金繰りなどが悪化している点に注意─複数の委員。
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2008-4-14 9:12
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日経平均 寄り付き 191.06円安 13132.67円
2008/04/14(月) 09:01
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2008-4-14 9:09
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日銀議事要旨 国際金融市場の調整が長期化し深まっている
2008/04/14(月) 08:58
リスク強まっており適切な政策を機動的に実施−1委員。
緩和度合い高める必要あれば機動的な対応を−1委員。
海外経済は米国中心に下振れリスク高まっている。
国際金融市場の調整が長期化し深まっている。
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2008-4-14 8:55
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寄付き前の外資系証券経由の注文状況 差し引き140万株の売り越し観測
2008/04/14(月) 08:43
差し引き140万株の売り越し観測。
売り注文 2100万株
買い注文 1960万株
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2008-4-14 8:54
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東京市場 対主要通貨でドル買い戻し、ドル円101.20レベルで推移
2008/04/14(月) 08:40
ドル円は101.20レベルで取引されている。
週末に行われたG7で急激な為替変動を懸念するとの内容の声明が
出されたことから、対主要通貨でドルが上昇している。
クロス円はドル円の上昇に連動してやや上昇しているものの、
ユーロ円についてはユーロ安・ドル高の動きがきつく、一時は
159円ちょうど付近まで下落した。
NZドル/ドルは先ほど発表された2月の小売売上高の結果が弱かった
ためで0.7864レベルまで下落。 その後、0.7890レベルまで持ち直す
場面もあったが、足元では0.7880レベルで上値の重い展開となっている。
東京株式市場は先週末の米株安を背景に大幅下落して始まりそうだ。
米大手金融機関のワコビアの資本注入が報道されているが、信用懸念が
一段落し、業績懸念が高まっている状況下ではあまりポジティブな
反応はなさそうだ。
USD/JPY 101.20 NZD/USD 0.7880 EUR/JPY 159.06
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2008-4-14 8:39
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米ワコビア 数十億ドルの資本注入受け入れへ(WSJ)
2008/04/14(月) 08:28
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2008-4-14 8:27
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IMM通貨先物 4月8日付 資源国通貨 ドル売り増加
2008/04/14(月) 08:16
カナダドル 6,564枚の買い越し 5,841枚の買い越し増
豪ドル 51,689枚の買い越し 14,721枚の買い越し増
NZドル 8,372枚の買い越し 918枚の買い越し増
資源国通貨に対してはドル売りが増加。
特に対豪ドルでのドル売りが目立って増えた。
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2008-4-14 8:26
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IMM通貨先物 4月8日付 主要国通貨 円、スイスに対してドル売りが減少
2008/04/14(月) 08:15
円 43,067枚の買い越し 9,231枚の買い越し減
ユーロ 29,435枚の買い越し 363枚の買い越し増
ポンド 12,560枚の売り越し 9,800枚の売り越し増
スイス 917枚の買い越し 7,964枚の買い越し減
円、スイスに対してドル売りが減少。
ポンドは売り越しが1万枚近く増加し、売り越し水準は2月中旬の水準に。
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2008-4-14 8:17
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東京市場 ピボット分析(クロス円)
2008/04/14(月) 08:05
ピボット分析 東京時間6:00現在
ユーロ円
終値159.65 高値161.36 安値159.36
162.89 ハイブレイク
162.12 抵抗2
160.89 抵抗1
160.12 ピボット
158.89 支持1
158.12 支持2
156.89 ローブレイク
ポンド円
終値198.78 高値201.89 安値198.46
204.39 ハイブレイク
203.14 抵抗2
200.96 抵抗1
199.71 ピボット
197.53 支持1
196.28 支持2
194.10 ローブレイク
スイス円
終値100.81 高値101.66 安値100.71
102.36 ハイブレイク
102.01 抵抗2
101.41 抵抗1
101.06 ピボット
100.46 支持1
100.11 支持2
99.51 ローブレイク
豪ドル円
終値93.67 高値95.40 安値93.53
96.74 ハイブレイク
96.07 抵抗2
94.87 抵抗1
94.20 ピボット
93.00 支持1
92.33 支持2
91.13 ローブレイク
NZドル円
終値80.09 高値81.65 安値79.95
82.88 ハイブレイク
82.26 抵抗2
81.18 抵抗1
80.56 ピボット
79.48 支持1
78.86 支持2
77.78 ローブレイク
カナダドル円
終値98.71 高値100.58 安値98.40
102.24 ハイブレイク
101.41 抵抗2
100.06 抵抗1
99.23 ピボット
97.88 支持1
97.05 支持2
95.70 ローブレイク
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2008-4-14 8:15
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東京市場 ピボット分析(資源国通貨)
2008/04/14(月) 08:03
ピボット分析 東京時間6:00現在
オージードル
終値0.9280 高値0.9342 安値0.9275
0.9390 ハイブレイク
0.9366 抵抗2
0.9323 抵抗1
0.9299 ピボット
0.9256 支持1
0.9232 支持2
0.9189 ローブレイク
キーウィドル
終値0.7932 高値0.8011 安値0.7926
0.8072 ハイブレイク
0.8041 抵抗2
0.7987 抵抗1
0.7956 ピボット
0.7902 支持1
0.7871 支持2
0.7817 ローブレイク
ドルカナダ
終値1.0236 高値1.0248 安値1.0134
1.0392 ハイブレイク
1.0320 抵抗2
1.0278 抵抗1
1.0206 ピボット
1.0164 支持1
1.0092 支持2
1.0050 ローブレイク
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2008-4-14 8:12
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東京市場 ピボット分析(主要国通貨)
2008/04/14(月) 08:01
ピボット分析 東京時間6:00現在
ドル円
終値100.98 高値102.27 安値100.66
103.56 ハイブレイク
102.91 抵抗2
101.95 抵抗1
101.30 ピボット
100.34 支持1
99.69 支持2
98.73 ローブレイク
ユーロドル
終値1.5810 高値1.5854 安値1.5739
1.5978 ハイブレイク
1.5916 抵抗2
1.5863 抵抗1
1.5801 ピボット
1.5748 支持1
1.5686 支持2
1.5633 ローブレイク
ポンドドル
終値1.9691 高値1.9769 安値1.9686
1.9828 ハイブレイク
1.9798 抵抗2
1.9745 抵抗1
1.9715 ピボット
1.9662 支持1
1.9632 支持2
1.9579 ローブレイク
ドルスイス
終値1.0013 高値1.0089 安値0.9967
1.0201 ハイブレイク
1.0145 抵抗2
1.0079 抵抗1
1.0023 ピボット
0.9957 支持1
0.9901 支持2
0.9835 ローブレイク
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2008-4-14 8:09
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NZ経済指標【小売売上高】
2008/04/14(月) 07:46
*小売売上高(2月)07:45
結果 -0.7%
予想 0.0% 前回 0.3%(前月比)
結果 0.2%
予想 N/A 前回 0.4%(0.3%から修正)(自動車除く・前月比)
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2008-4-14 7:54
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GCI-Klugモデルからのトレンドシグナル
2008/04/14(月) 07:39
【トレンドの有無】
ドル円 :下降トレンド
ユーロ円 :中立
ユーロドル:上昇トレンド
【トレンド転換の目安】
ドル円:102.08でドルショートポジションをクローズ
(100.54でドルショートポジション形成 04/10)
ユーロ円:161.46でロングポジション形成、157.84でショートポジション形成
(ポジションなし)
ユーロドル:1.5659でユーロロングポジションをクローズ
(1.5858でユーロロングポジション形成 04/09)
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2008-4-14 7:38
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本日の予定【発言・イベント】
2008/04/14(月) 07:27
08:50 日銀金融政策決定会合議事要旨(3月6、7日分)
17:00 津田財務次官 定例記者会見
17:00 佐藤金融庁長官 定例記者会見
23:30 カナダ中銀 経済見通し調査発表
15日
04:15 ウォーシュFRB理事 講演「金融市場について」(NY)
06:30 トリシェECB総裁 講演(NY)
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2008-4-14 7:26
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本日の予定【経済指標】
2008/04/14(月) 07:15
【ニュージーランド】
*小売売上高(2月)07:45
予想 0.0% 前回 0.3%(前月比)
予想 N/A 前回 0.3%(自動車除く・前月比)
【イギリス】
*生産者物価指数(3月)17:30
予想 1.9% 前回 1.7%(仕入・季調済・前月比)
予想 19.3% 前回 19.4%(仕入・季調前・前年比)
予想 0.5% 前回 0.3%(出荷・季調前・前月比)
予想 5.6% 前回 5.7%(出荷・季調前・前年比)
予想 0.4% 前回 0.2%(出荷コア・季調済・前月比)
予想 3.0% 前回 3.0%(出荷コア・季調前・前年比)
【ユーロ圏】
*ユーロ圏鉱工業生産(2月)18:00
予想 0.2% 前回 0.9%(季調済・前月比)
【アメリカ】
*小売売上高(3月)21:30
予想 0.0% 前回 -0.6%(前月比)
予想 0.1% 前回 -0.2%(自動車除くコア・前月比)
*企業在庫(2月)23:00
予想 0.6% 前回 0.8%(前月比)
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2008-4-14 7:07
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東京市場 G7での声明受けてドル買い戻し、ユーロドル100ポイント超下落
2008/04/14(月) 06:56
週末に行われたG7で「前回の会合以降、主要通貨で急激な変動があり、
こうした急変動が、経済・金融の安定性に与える影響について懸念して
いる」との声明が発表されたことを受けて、ドルが買い戻されている。
急激なドル安進行に釘が刺された格好。
ドル円は先週末の100.84レベルから101.42レベルに上昇して始まっている。
ユーロドルは1.5700レベルで推移しており、先週末のレベルから100ポイント
超急落している。 ポンドドルは1.9660レベルで60ポイント程度ドルが買い
戻されており、対ユーロでのドル高の動きが比較的きつい。
EUR/USD 1.5702 USD/JPY 101.28
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2008-4-12 11:01
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今週のまとめ4月7日から4月11日の週
7日からの週は、前週の米雇用統計と週末のG7に挟まれ、材料難だった。
米FOMC議事録は米景気の減速感を強める内容だったが、市場の反応は
穏やかなものに留まった。
英中銀は政策金利を0.25%引き下げ、ECBは政策金利を4.00%に据え置いた。
個別通貨では、ドル円は102円台での取引が中心だったが103円近辺は重く、
一時100円手前へと下落する動きがみられたが買い戻しも強かった。
ユーロドルは1.56台から緩やかに上昇し、一時1.5915と最高値を更新した。
英欧景況感の差から、ユーロ買いポンド売りが進行し、最高値を更新した。
全般にはドルの上値が抑えられ、米経済への不安感は払拭できなかった。
米企業業績に注目が集まり、円相場は米株式動向に反応して神経質に
振れる場面が多かった。
市場の関心は週末のG7および次週の米主要金融機関の決算に注がれた。
(7日)
週明けの東京市場は、先週末の円高傾向から一転して円売りが強まった。
ドル円は101円台半ばから102円台半ばへと1円超の上昇となり、
クロス円も全般的に買われた。 本邦投資家からの外貨投資の動きが
観測されていた。 日経平均は寄り付きマイナスで始まったが、
次第に買いが優勢となってプラス圏へと転じたことが円安材料となった。
一方、ユーロドルはクロス円からの買い圧力も、ドル買いが先行し、
1.57台前半から1.56台前半へと下落した。
ロンドン市場では、ユーロ・ポンドの買いが中心となった。
ユーロドルは序盤軟調も、独鉱工業生産の強い結果が材料視されて買われ
1.57台を回復した。 一方、ポンドドルは英利下げ観測が根強く、上値は
限定的だった。 ユーロポンドは0.78台後半から0.79台乗せへと上昇した。
ドル円は、欧州株が堅調だったが102円台後半での揉み合いが続いた。
NY市場では、カナダ住宅建設許可が予想外に弱い数字となり、
ドルカナダが1.00台後半から1.01台乗せへと上昇した。
米株式が堅調に始まったことで、為替市場では円売り安心感がが広がったが、
後半は米アルコアなど米企業決算への警戒感から揉み合いに転じた。
ドル円は102円台半ばでの上下動を繰り返した。
(8日)
東京市場は、ユーロ買いが強まった。 ユーロドルは1.57近辺から一気に買われ、
一時1.5799と1.58台に迫り、ユーロ円も161円近辺から161.80近辺へと急伸した。
海外勢の仕掛け買いにストップを巻き込む動きが観測された。
午後は、同じ取引参加者からユーロ売りが持ち込まれ往って来いになった。
日経平均が下げ幅を拡大したことで円買いが強まり、ユーロ円は161円割れ、
ドル円は102円台前半での神経質な振幅となった。
ロンドン市場では、弱い英住宅価格を受けてポンド売りが目立った。
ポンドドルは1.98台半ばから一気に1.97割れへと下落、ユーロポンドは
0.79台後半へと上昇してユーロ導入来の高値を更新した。
欧州株式や米株先グローベックスが軟調だったことで、円買い圧力が継続した。
ドル円は101円台後半に下落、ユーロ円は161円台から160.50割れへと売られた。
ただ、株価下落が一巡後は円買いも一服した。
NY市場は、米国の悪材料が相次いだがリスク回避の動きは目立たなかった。
アルコアの決算やAMDの業績見通しが悪化、中古住宅販売成約件数は
前月を下回った。 FOMC議事録でもFRBが大幅に景気見通しを引き下げていることが
示されたが、円買いの反応は軽微に留まり、ドル円は102円台後半、ユーロ円も
161円台前半を回復した。 リスク回避懸念は一服も、積極的に円売りを仕掛ける
材料にも欠けていた。
(9日)
東京市場は、株価にらみで円買いが優勢になった。 日経平均は序盤に、米シティが
資産売却を行なうとの報道に買いが選好する場面があったが、午後には1万3千円を
割り込むなど軟調だった。 ドル円は102円台後半から102円台前半へ、ユーロ円は
161円台半ばから160円台後半へと値を下げた。 ユーロドルは1.57挟みで振幅した。
日銀は政策金利を据え置きと発表したが、材料視されず。 豪消費者信頼感指数は
マイナス1.3%と4ヶ月連続の低下となり、リスク選好的な豪ドルの上昇を抑えた。
ロンドン市場では、欧州株価が上昇したことから、一転して円売りが優勢になった。
前述の米シティの資産売却に加え、中東政府系ファンドが米大手金融機関に出資の
意向と報道されたことが欧州株式市場で好感された。
ドル円は再び102円台後半に反発、ユーロ円は161円台半ばへと買われた。
ポンドは強い英鉱工業生産の結果にもかかわらず、上値が限定された。
10日の英中銀政策金利発表での利下げ観測がポンドの頭を押さえつけていた。
ユーロポンドは0.79台後半で推移した。
NY市場では、株価が軟調となったことで円買いが強まった。 IMFが米成長見通しを
下方修正したことや、業績見通しを引き下げる企業が相次いだことが響いた。
原油先物が一時112ドル台へと高騰したことも企業業績にマイナスとされた。
ドル円は102円台から101円台後半に反落、週前半の取引レンジ下限に達した。
ユーロドルが1.5750レベルを上抜けて1.58台へと上昇するなどドル売りも強まった。
(10日)
東京市場では、円高が進行、ドル円は4月1日以来の100円台後半に下落した。
ドル円は101円台後半での推移で始まったが、日経平均が売られたのをきっかけに、
101円台半ばを割り込むとストップを巻き込んで下落、午後には100.70レベルと
早朝から1円超の大幅下落となった。 ユーロ円は161円台前半から160円割れへ、
ポンド円は201円手前から199円近辺へと大きく値を下げた。
シンガポール通貨当局が通貨の政策バンドを引き上げと発表したことで、
同ドルが対米ドルで最高値を記録、さらに人民元が切り上げ後、初の1ドル=7.00元
を割り込むなどアジア通貨でもドル安が進行した。
ロンドン市場は、前半はドル売りが強まり、ドル円は100円手前へ一段安、
ユーロドルは1.5915レベルとユーロ導入来の最高値を更新した。
米リーマン・ブラザーズがファンドの清算を発表し、リスク回避的な動きが強まった。
英中銀は政策金利を0.25%引き下げ5.00%に、欧州中銀は4.00%で据え置きと
市場の予想通りの結果だった。 トリシェECB総裁は為替市場の過度の変動を懸念、
材料出尽くし感も広がり、後半はドル買い戻しが先行した。
NY市場では、米株式が消費関連、ハイテク中心に上昇したことから、一段とドル買いが
強まった。 ドル円は102円近辺へと安値から約2円の大幅上昇、ユーロドルも
1.57台前半へと大きく下げた。 リスク選好的な円売りも強まり、ユーロ円は159円近辺
から160円台前半へと反発、ポンド円も198円台から201円近辺まで買われた。
(11日)
東京市場は、前日のNY市場でのドル高・円安の地合を受けて円安水準で取引された。
日経平均が米株上昇を好感して堅調に推移、午後には300円超の上昇となった。
ドル円は102円近辺で揉み合い、一時102.30レベルと高値を更新した。
ドル全般にドル高水準での取引となり、ユーロドルは1.57台後半で推移した。
クロス円はドル円と同様にユーロ円161円近辺など円安水準で取引された。
G7を控えて取引を手控える参加者が多かった。
ロンドン市場では主要な経済指標の発表は無く、ユーロポンドが0.80台回復など
クロス通貨の動きが中心となった。 その後、GEの第1四半期の決算が発表されると、
NY時間にかけてリスク回避の動きが強まり、円買いドル売りが優勢となった。
GEの第1四半期の決算は予想を下回り、また見通しも下方修正されたことで、
きのうは一服していた企業業績への懸念が市場全体に再び強まった。
ミシガン大消費者信頼感指数が63.2と83年3月以来26年ぶりの低水準となり、消費者
のマインド低下を示す結果となったことも、米経済の先行き不透明感を高め、NY株式
市場でダウ平均が大幅に下落する中、為替市場ではリスク回避の円買いが更に加速、
ドル円は100円台に再び下落している。
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2008-4-12 10:17
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G7声明のポイント(為替)
前回の会合以降、主要通貨で急激な変動があり、こうした急変動が、経済・金融の安定性に与える影響について懸念している。
G7金融当局は、引き続き為替市場をよく注視し、適切に協力する。
G7金融当局は、人民元の柔軟性を向上させるとの中国の方針を歓迎している。 しかし、中国の経常収支黒字が増加し、国内インフレが上昇していることを考慮すると、人民元の実効為替レートがより速いペースで上昇(増価)することを促す。
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2008-4-12 10:14
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G7声明のポイント(G7金融当局の対応)
持続的な成長を回復し、物価の安定を維持し、金融システムの円滑で秩序だった機能を確保するため、7か国財務大臣・中央銀行総裁(G7金融当局)は、引き続き緊密に協働することを改めて確認した。
G7金融当局は、資金調達市場の流動性減少に対応するための主要中央銀行による協調を歓迎し、国際金融市場の混乱に対応するための協調行動が重要と認識する。
特に、いくつかの中央銀行において最近とられた、貸付制度へのアクセスの拡大と受入担保の範囲拡大のための措置は、金融機関に流動性を供給し、市場機能の改善を支えることに寄与している。
また、金融・財政政策を含め、経済活動を支援し、物価の安定を確保するためにとられたその他の措置を歓迎する。
必要に応じて、個別にあるいは共同して、それぞれの国内事情と整合的な措置を引き続き講じることを確認している。
強固かつ安定した国際金融システムが我々の共通の利益であることを再確認する。
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2008-4-12 10:13
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G7声明のポイント(IMFの役割)
G7金融当局は、国際金融の安定を確保するためのIMF の重要な役割を改めて確認し、以下に示すIMF 改革の大きな進展を支持している。
●クォータとボイスの改革についての合意
この合意は、低所得国の発言力を増大させつつ、新興市場国を中心とするダイナミックな国々の世界経済における比重が拡大していることを捉えた重要な一歩と考えている。
●為替レートを含むサーベイランスの新しい枠組み
●IMF財政の改善
年間1 億ドルの歳出削減を含む、IMF財政の改善は、IMFを持続可能なものにする方策として歓迎している。 IMFは予算規律の維持が必要である。 保有金の一部の売却収入による投資プールの創設を含む新たな歳入源を確保したことを支持している。
こうした重要な改革は、IMF の正統性、実効性、信頼性を向上させるであろう。
開かれた貿易・投資体制を維持することは、世界経済の繁栄を実現し、保護主義と闘う上で決定的に重要である。
ドーハ開発ラウンドの成功裡の妥結がすぐにでも必要であることを強調したい。
また、投資の開放性に関するOECD の作業、及び、10 月の総会までにSWF の最良慣行(ベスト・プラクティス)を策定するとするIMF のコミットメントを賞賛する。
アブダビ、シンガポール、米国により提示された政策原則は、これらのプロセスに対する有益な情報となるだろう。
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