イタリア政府は１０日、前政権の想定よりも赤字が拡大する財政計画を修正しない方針を表明した。

欧州委員会のモスコビシ委員（経済・財務・税制担当）は１０日、国際貿易のルールを書き換える際は、中国の過剰生産能力を巡る問題への対応が不可欠だとの認識を示した。

ブリュッセルの複数の外交筋によると、英国の欧州連合（ＥＵ）離脱交渉は、アイルランドの国境問題に関する見解の相違を埋める段階に入っており、ＥＵはもはや英国に新たな提案を求めてはいない。

ロイターが１０日入手したドイツ政府の文書によると、政府は今年の同国の成長率見通しを従来見通しの２．３％から１．８％に下方修正した。

英当局が１０日発表した６─
８月の国内総生産（ＧＤＰ）は、前の３カ月間と比べて０．７％増加し
、ロイターがまとめたコンセンサス予想の０．６％増を上回った。温暖
な気候を背景に個人消費と住宅建設が増加した。
５─７月のＧＤＰは０．７％増に上方改定された。
ここ数カ月に温暖な気候が続いたことやサッカーのワールドカップ
（Ｗ杯）開催を受け、パブやレストランでの支出などが増加した。
英国立統計局（ＯＮＳ）の統計担当ロブ・ケントスミス氏は「経済
は春に低調に推移した後、力強く伸びた。暑かった夏の時期に小売り、
食料、飲料の生産や住宅建設がすべて好調だった」と述べた。
その上で、長期的な経済成長は過去のトレンドを引き続き下回って
いる、と指摘した。
８月単月のＧＤＰはゼロ成長となった。予想は０．１％増だった。
前年比では１．５％増で、７月の１．７％増を下回った。


(ーからご覧ください)

中国 　終値 前日比 ％ 始値 高値 安値
上海総合指数<.SSEC 2,725.8367 + 4.8237 + 0.18 2,723.7242 2,743.5480 2,703.0626
>
前営業日終値 2,721.0130
ＣＳＩ３００指数<. 3,281.598 - 7.093 - 0.22 3,295.429 3,315.731 3,256.582
CSI300>

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　　■レートは終値（前日比または前週末比）、安値─高値

＜外為市場＞
ドル／円 ユーロ／ドル ユーロ／円
午後5時現在 113.07/09 1.1492/96 129.96/00
NY午後5時 112.94/97 1.1489/92 129.78/82

午後５時のドル／円は、前日ニューヨーク市場午後５時時点に比べて小幅ドル高／円安
の１１３円前半。早朝の取引ではトランプ大統領の発言をきっかけに若干のドル安が進んだ
が、中国や香港株などが落ち着いていることや、米長期金利上昇が一服したことで、リスク
回避的な 円買いは進まなかった

欧州中央銀行（ＥＣＢ）のメルシュ専務理事は１０日、ユーロ圏の成長に対するリスクは高まっているが、ユーロ圏経済は今後も潜在成長率をやや上回るペースで拡大するとの見通しを示した。

イタリア国立統計研究所（ＩＳＴＡＴ）が１０日発表した８月の鉱工業生産指数は前月比１．７％上昇し、市場予想を上回った。７月は１．６％減だった。

２０カ国・地域（Ｇ２０）財務相・中央銀行総裁会合が、１１日からインドネシアのバリで開かれる。国際通貨基金（ＩＭＦ）が９日、貿易摩擦や米利上げを理由に２年ぶりに下方修正した世界経済をはじめ、米利上げによる新興国通貨の下落とその波及度合いなど「為替」を巡る議論も活発に展開されそうだ。米中経済摩擦の行方や中国経済の動向なども、２国間会議も含めて議論されるとみられる。