黒田東彦日銀総裁は５日、金融緩和の長期化で本業収益の減少が続く地域金融機関に関連し、その経営に配慮した金利修正には距離を置く姿勢を示した。地域の人口・企業数の減少という大きな構造問題が横たわっている中で、統合・合併を含む金融機関の新たなビジネスモデル構築の努力や、モニタリング・考査などプルーデンス政策での対応を優先すべきとの立場を鮮明にした。

ドル／円　ＮＹ終値 113.18/113.21
始値 113.25
高値 113.32
安値 113.08
ユーロ／ドル　ＮＹ 1.1406/1.1408
終値
始値 1.1370
高値 1.1424
安値 1.1357

ニューヨーク外為市場ではドルが下落。６日の米中間選挙の結果次
第で経済に影響が及ぶとの警戒感から、ドルを売る動きが強まった。
中間選挙では、下院で民主党が過半数議席を奪還し、上院では共和
党が過半数議席を維持するとの見方が大勢。
ブラウン・ブラザー

トランプ米大統領は５日、退任するヘイリー国連大使の後任を週内に指名すると明言するとともに、中間選挙後に政権閣僚の一部を交代する可能性を示唆した。

米財務省は今週、総額１９００億ドルの財務省短期証券（Ｔビル）入札を実施する。連邦赤字の拡大に対応するため財務省は短期証券の発行を増加させており、今週の入札額は週間として約９カ月ぶりの大きさとなる。

トランプ米大統領は５日、退任するヘイリー国連大使の後任を週内に指名すると明言した。
トランプ氏は記者団に対し「週の終わりまでに国連大使を発表する」と語った。

(※原文記事など関連情報は画面右側にある「関連コンテンツ」メニューからご覧ください。)

＜株式指数＞ 終値 前日比 ％ 前営業日 コード
終値
ＦＴＳＥ１００種 7103.84 +9.72 +0.14 7094.12


週明けロンドン株式市場は小反発して取引を終えた。中国の鉄鋼価格が上がったこと
でロシアの鉄鋼メーカー、エブラズが値上がりしたほか、業績見通しが好感され
たソフトウエア会社マイクロフォーカス・インターナショナルが買われた。
この日はまた、ディフェンシブ銘柄の酒造大手ディアジオや製薬大手アスト
ラゼネカが値を上げた。
投資家らは、英国の欧州連合（ＥＵ）離脱交渉において金融サービス分野で合意が成
立することに期待を抱いた。一方で翌日に米中間選挙を控え、不安定な相場展開となった
。
エブラズは４．０％上昇した。中国政府による経済てこ入れ計画によって需要が増加
するとの見方から中国の鉄

ユーロ圏財務相は５日、イタリアのトリア経済・財務相に対しイタリアは来年の予算案を修正し、欧州連合（ＥＵ）の財政規律を順守する必要があるとの考えを伝えた。ＥＵ当局者がロイターに対し明らかにした。

＜金利・債券＞
米東部時間12時
42分
＊先物 清算値 前日比 前営業日 コード
終盤
３カ月物ユーロ 100.32 0.00 100.32
独連邦債２年物 111.95 -0.02 111.97
独連邦債５年物 131.31 0.00 131.31

トランプ米大統領は５日、中国が米国を経済的に阻害しているとの認識を示しながらも、米国には通商を巡る合意の用意があり、公正な合意は排除しないとの立場を示した。

米国のボルトン大統領補佐官（国家安全保障問題担当）は５日、米政府が同日にイランの石油や金融部門を中心に経済制裁第２弾を再開したことを受け、さらなる制裁を実施する見通しを示した。