スイス国立銀行（中央銀行）のジョルダン総裁は、英国が合意なく欧州連合（ＥＵ）から離脱すればスイス経済は打撃を受けるとの見方を示した。２５日に公表されたＣＮＮマネーとのインタビューで明らかになった。

東南アジア株式市場は大半の市場が上昇した。クアラルンプール市場が特に上げたが、シンガポール市場は製造業生産の伸びが予想を下回ったことを材料に上げ幅を縮小した。

証券取引等監視委員会は２５日、ＣＬＳＡ証券（東京都港区）に対して金融商品取引法違反で行政処分を出すよう金融庁に勧告したと発表した。

英携帯電話サービス大手ボーダフォンは２５日、中国の華為技術（ファーウェイ）製の通信設備について、基幹回線網（コアネットワーク）への導入を一時見合わせることを明らかにした。

中国人民銀行（中央銀行）が２５日公表した四半期報告によると、２０１８年末時点の人民元建ての不動産向け融資残高は３８兆７０００億元（５兆７２００億ドル）で、前年同期比２０％増加した。

今週（２１ー２５日）の上海短期金融市場の人民元金利は、小幅上昇した。連休に向けて資金需要が着実に増加しつつあることが背景。ただ、預金準備率引き下げの２回目の実施や新たな流動性供給手段の利用で資金が市場に放出されたことが、金利上昇を抑えた。

アサヒグループホールディングスは２５日、英国でパブやホテルなどを展開するフラー・スミス＆ターナーから高級ビール事業を２億５０００万ポンド（約３６８億円）で買収すると発表した。買収により、プレミアムブランドの品揃えを強化するほか、フラー社のパブ向けに「スーパードライ」などの拡販を図る。

欧州中央銀行（ＥＣＢ）理事会メンバーのビルロワドガロー仏中銀総裁は２５日、ＥＣＢが引き続き低金利の維持にコミットしていると述べた。

英下院の財務特別委員会は２５日、欧州連合（ＥＵ）離脱後の金融規制のあり方に関する調査を開始した。

２５日に自社株買いや消却、株式分割を発表した主な企業の一覧は以下の通り。

　＜自社株買い＞

・山陰合同銀行 、自己保有株を除く発行済株式総数の０．０９％にあたる１
５万株、取得総額１億５０００万円を上限とする自社株買いを実施へ。取得期間は２月１
日から２月１５日。

・ヒガシトゥエンティワン 、自己保有株を除く発行済株式総数の２．５８％
にあたる３４万株、取得総額１億６６９４万円を上限とする自社株買いを実施へ。１月２
８日午前８時４５分の東証自己株式立会外買付取引（ＴｏＳＴＮｅＴ─３）で買い付けの
委託を行う。買い付け価格は１月２５日終値の４９１円。

・西日本フィナンシャルホールディングス　 、自己保有株を除く発行済株式
総数の０．７８％にあたる１２０万株、取得総額１０億円を上限とする自社株買いを実施
へ。取得期間は１月２８日から３月３１日。

・インソース 、自己保有株を除く発行済株式総数の１．２％にあたる２１万
株、取得総額５億２５００万円を上限とする自社株