米中政府は１５日、北京で行っていた閣僚級貿易協議を終え、来週ワシントンで通商協議を再開する方針を明らかにした。米中双方とも今週の協議で進展があったと主張しているが、関係筋の間からは争点を巡りなお溝は埋まっていないとの声が聞かれた。

トランプ米大統領は１５日、メキシコ国境を巡り国家非常事態を宣言すると明らかにした。同日中に署名するという。

トランプ米大統領は１５日、米中通商協議は「極めて順調に進捗している」と述べ、米企業に公平な機会をもたらす中国との「真の」通商合意にこれまでになく近づいているとの考えを示した。

［１５日　ロイター］ -
* 2月の米ミシガン大消費者信頼感指数速報値は95.5（予想：93.0）
* 2月の米ミシガン大消費者期待指数速報値は86.2（予想：84.5）
* 2月の米ミシガン大景気現況指数速報値は110.0（予想：112.1）
* 2月の米ミシガン大調査、1年先の期待インフレ率速報値は2.5％
* 2月の米ミシガン大調査、5年先の期待インフレ率速報値は2.3％

［１５日　ロイター］ -
* 1月の米鉱工業生産指数は-0.6％（予想：+0.1％）＝ＦＲＢ
* 1月の米製造業生産、-0.9%＝ＦＲＢ(予想：+0.1%）
* 1月の米設備稼働率は78.2％（予想：78.7％）＝ＦＲＢ

米ホワイトハウス報道官は１５日、米中が来週ワシントンで通商協議を継続することを明らかにした。北京で今週行われた協議で進展が見られたとしている。

［１５日　ロイター］ -
* 1月の米輸出物価は-0.6％（予想：-0.1％）＝労働省
* 1月の米輸入物価は-0.5％（予想：-0.1％）＝労働省

ドイツ銀行は１４日夜、米連邦準備理事会（ＦＲＢ）の利上げ見通しを下方修正した。次に利上げが見込まれる時期を３カ月先送りし２０１９年９月と２０２０年３月とし、またそれ以降に２０２０年に行われると予想していた最終利上げは実施されないとの見方を示した。

スペインのサンチェス首相は１５日、総選挙を４月２８日に前倒しで実施することを表明した。

米国と中国は来週ワシントンで通商協議を継続することで合意した。香港紙サウスチャイナ・モーニングポストが関係筋の話として報じた。