［フランクフルト　１６日　ロイター］　ドイツのミュンヘン再保険が、米保険大手アメリカン・インターナショナル・グループ（ＡＩＧ）の複数の資産に関心を示している。ミュンヘン再保険のボンハルト最高経営責任者（ＣＥＯ）が、独紙ハンデルスブラットに語った。同記事は１７日に掲載される。

　金融システムにこれほど緊張があることを考えると（ＦＲＢの決定は）無責任とおもわれる。フェデラルファンド（ＦＦ）金利は前日６％をつけていた。金融機関が問題を抱えるなかインフレ高進の徴候は見当たらない。したがってＦＲＢがいうインフレ懸念は見当外れとおもわれる。０．２５％もしくは０．５０％の利下げが行われていれば市場の沈静化に役立っただろう。私見として利下げはこれまで十分に行われていないと考えられ、金融機関が収益を上げられる環境作りに向け、ＦＲＢは短期金利を一段と引き下げる必要がある。市場が（ＦＲＢの決定を）これまでのところ非常に前向きに受け止めているのは心強い。

　［ワシントン　１６日　ロイター］　米連邦準備理事会（ＦＲＢ）は１６日、連邦公開市場委員会（ＦＯＭＣ）でフェデラルファンド（ＦＦ）金利の誘導目標を２．００％に据え置いた。

　［ロンドン　１６日　ロイター］　欧州株式市場は大幅続落し、指数は２００５年５月以来の安値で引けた。米保険大手アメリカン・インターナショナル・グループ（ＡＩＧ）をめぐり投資家の懸念が強まるなか金融株が売られた。金属・原油価格の値下がりで資源株も軟調だった。

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　［ニューヨーク　１６日　ロイター］　米住宅ローン会社ソーンバーグ・モーゲージは、予想外の追加担保差し入れ請求を受け、手元資金が不足する可能性があることを明らかにした。

　［ベルリン　１６日　ロイター］　欧州中央銀行（ＥＣＢ）理事会メンバーのウェーバー・ドイツ連銀総裁は１６日、米リーマン・ブラザーズ破たん後の市場の混乱を受けＥＣＢは「新たな、非常に高い警戒態勢」に入っていると述べた。