［ボストン　１７日　ロイター］　米国では１７日、一部のマネー・マーケット・ファンド（ＭＭＦ）が１４年ぶりに額面割れとなったことを受け、ＭＭＦを運用する複数の資産運用会社が自社のＭＭＦの安全性を訴えた。

　ユーロ／円が１５０．５８／６３円付近と朝方の１４９円前半から上昇している。前日海外で５ドル近い上昇となった米原油先物はアジア時間に入ってもじり高が続き、前日の高値を上抜けて９８ドル前半まで上昇。前日に過去最大の上げ幅を記録した金現物<XAU=>も、一段高で８８５．８５ドルと６週間ぶり高値へ上昇している。豪ドル／円<AUDJPY=R>は８２円半ばから８３円半ばへ、英ポンド／円<GBPJPY=R>は１８９円前半から１９０円半ばへ買われるなどクロス円は軒並み高。円売りが波及する形でドル／円も一時１０４．８１円まで上昇した。

　［ワシントン　１７日　ロイター］　米証券取引委員会（ＳＥＣ）は１７日、ヘッジファンドや大口投資家に対し、ショートポジションの公表を求めることを検討していると表明した。

　日銀が午前９時過ぎ、１兆５０００億円の共通担保資金供給オペ（本店）を即日実行で通告した。１兆円規模の即日オペの実施は３日連続。無担保コール翌日物が朝方の取引で一部外銀勢の取りで０．７０％までレートが上昇して出合いを付けており、ひっ迫した需給を緩和するため資金供給した。オペ後は外銀勢が０．６─０．６５％程度での調達、邦銀勢は０．５％前半で調達している。市場では「相変わらず資金のオファーは出づらいが、前日までに比べると資金調達への焦りは弱まっており、レートが低下傾向になるのも早いようだ」（国内金融機関）との声が出ていた。

　［東京　１８日　ロイター］　京セラは２０１２年３月期までの４年間で５５０億円を投資し、太陽電池の生産能力を６５万キロワットに引き上げる。

　市場関係者によると、寄り前の板状況では、みずほフィナンシャルグループ、三菱ＵＦＪフィナンシャル・グループなど銀行株が売り優勢。

　［１７日　ロイター］　米銀大手ワコビアは、合併の可能性を協議するため、米証券大手モルガン・スタンレーに接触した。関係者が明らかにした。