［上海　１８日　ロイター］　中国人民銀行（中央銀行）は１８日、公開市場操作として毎週実施している３カ月債発行入札の利回りを下げた。事実上の金融緩和措置とみられている。

　［東京　１８日　ロイター］　日本銀行は１８日、米連邦準備理事会（ＦＲＢ）と総額６００億ドルの通貨スワップ協定を締結し、これを原資とした米ドル資金供給オペの導入を決めた、と発表した。オペの概要は以下の通り。

　［東京　１８日　ロイター］　ムーディーズ・インベスターズ・サービスは１８日、あおぞら銀行<0#8304=JFI>の長期預金格付けＡ２、無担保長期債務格付けＡ２を引き下げ方向で見直す。

　しかし、その後も株価下落は止まらず、１８日に上海総合指数は２２カ月ぶり安値を更新した。

　［フランクフルト／東京　１８日　ロイター］　世界の主要６中央銀行が１８日、各国・地域の短期金融市場にドル資金を追加供給する新たな流動性対策を打ち出した。高水準にある市場金利を引き下げ、流動性のボトルネックを取り除くのが目的だ。

　［東京　１８日　ロイター］　白川方明日銀総裁は１８日、主要中央銀行によるドル資金供給の協調対応策に関連して緊急記者会見を行い、今回のドル供給オペは９月中をめどにオファーを開始し、規模は最大で５００億ドルを見込んでいるとした。１カ月物が３００億ドル程度、３カ月物が１００億ドル程度となる。

　［東京　１８日　ロイター］　金融庁の佐藤隆文長官は１８日の定例会見で、日銀と米連邦準備理事会（ＦＲＢ）の通貨スワップ協定など日米欧の中央銀行によるドル流動性対策について「時宜にかなったもの。国際金融市場の安定、日本市場の安定に資するものとして歓迎したい」との意向を表明した。

　［フランクフルト　１８日　ロイター］　ドイツの保険大手アリアンツとコメルツ銀行１８日、アリアンツ傘下のドレスナー銀行をコメルツ銀に売却する計画が危機に瀕しているとのうわさを否定した。

　［東京　１８日　ロイター］　国土交通省が１８日発表した２００８年７月１日時点の都道府県地価調査（基準地価）は、景気減速を背景に物件の選別が進み、東京都渋谷区などの都心でも前年比マイナスになるなど、商業地の全国平均が２年ぶりに下落した。

　［ロンドン　１８日　ロイター］　イングランド銀行（英中銀）は、１８日に発表した主要中銀との協調ドル流動性供給対策に基づく初のオペを入札方式で実施した。しかし、供給予定額の４００億ドルに対し、銀行の応札は大きく下回った。