［バンコク　３０日　ロイター］　３０日午前のバンコク株式市場は急落し、０３０２ＧＭＴ（日本時間午後零時０２分）時点でＳＥＴ指数は２７．２３ポイント（４．５３％）安の５７４．０６。主力銀行、エネルギー株が値を下げている。指数は寄り付き時点で５年ぶりの安値となる５６８．１８をつけた。

　［東京　３０日　ロイター］　アデランスホールディングスは、株式非公開化に向けて、複数のプライベート・エクイティ（ＰＥ）ファンドに対して提案の募集を開始した。複数の関係筋がロイターに明らかにした。

　［東京　３０日　ロイター］　河村建夫官房長官は３０日午前の記者会見で、米下院が金融安定化法案を否決したことで株価が大幅安になったことなどを受けて、麻生太郎首相が閣僚懇談会で、日本の実体経済に影響を及ぼさないように対応しなければならないと発言したことを明らかにした。

　［東京　３０日　ロイター］　中川財務相兼金融担当相は３０日の閣議後の記者会見で、米下院が金融安定化法案を否決したことについて、現在は途中経過とし、今後の米議会での成果に期待感を示した。また、金融問題で日本への影響は米欧に比べて小さいと強調し、市場関係者に冷静な対応を呼びかけた。

　［東京　３０日　ロイター］　岡三アセットマネジメントと２１世紀アセットマネジメントは、きょう予定していた国内公募投信の設定を取り止めた。予定していた募集金額に達しなかったため。

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　ドルは実需筋などの買いに１０４．１２／１３円付近へ再び切り返した。中間期末のドルは依然として売買が交錯している。前場の日経平均株価は前日比４．６％程度の下げにとどまったが、投資家の不安心理を反映するシカゴ・オプション取引所（ＣＢＯＥ）のボラティリティ・インデックス（ＶＩＸ指数）は、前日の取引で３４％超上昇。現在の算出方法が導入された２００３年以来の最高値を記録している。市場の緊張感は依然として強いようだ。

　［シンガポール　３０日　ロイター］　３０日のシンガポール株式市場で、ストレートタイムズ（ＳＴ）指数は０１２０ＭＴ（日本時間午前１０時２０分）現在、前営業日終値比３．８％安。

　［東京　３０日　ロイター］　中川昭一財務相兼金融担当相は３０日、閣議後の会見で、米下院で２９日に金融安定化法案が否決されたことついて、法案審議は途中段階で、米議会で良い結論が出ることを期待していると述べた。また、日本市場への金融問題の影響は米欧に比べて小さく、マーケットは冷静に対応して欲しいと呼びかけた。

　［東京　３０日　ロイター］　総務省が３０日午前８時３０分に発表した労働力調査によると、８月の完全失業率（季節調整値）は４．２％となり、２００６年６月の４．３％以来、２年２カ月ぶりの高水準となった。ロイターが事前にまとめた民間予測調査では４．１％と予想されていた。同省は、雇用の基調判断を「先行き注意が必要」に据え置いたが、「注意の度合いが高まった」との見解を示した。