英与党・保守党の欧州連合（ＥＵ）懐疑派であるナイジェル・エバンス議員は、メイ首相は自身のＥＵ離脱協定案が議会を通過すればＥＵとの次の交渉を率いる役回りを他者に譲るべき、との考えを示した。

金融庁は２５日、楽天傘下の「楽天ウォレット」（東京都世田谷区）とインターネットイニシアティブ傘下の「ディーカレット」（東京都千代田区）の２社について、仮想通貨交換業者としての登録を認めた。新規登録は今年１月のコインチェック以来。

２０１６年米大統領選へのロシア介入疑惑を巡る捜査でモラー特別検察官がトランプ陣営とロシアの共謀を認定しなかったことを受けて、ロシアの有力議員コンスタンチン・コサチョフ氏は２５日、米ロ関係を「リセット」する好機だとの認識を示した。

財務省、金融庁、日銀は２５日午後５時から３０分程度、国際金融資本市場に関する情報交換会合を開いた。会合には、財務省の浅川雅嗣財務官、茶谷栄治総括審議官、金融庁の遠藤俊英長官、氷見野良三金融国際審議官、日銀の前田栄治理事が出席した。

２５日に自社株買いや消却、株式分割を発表した主な企業の一覧は以下の通り。

　＜自社株買い＞

・小森コーポレーション 、自己保有株を除く発行済株式総数の４．０％にあ
たる２３０万株、取得総額３０億円を上限とする自社株買いを実施へ。取得期間は４月１
日から１１月３０日。

・日本和装ホールディングス 、自己保有株を除く発行済株式総数の３．６％
にあたる３３万株、取得総額１億１０００万円を上限とする自社株買いを実施へ。取得期
間は４月１日から９月３０日。

・ルネサスエレクトロニクス 、自己保有株を除く発行済株式総数の１．２０
％にあたる２０００万株、取得総額１００億円を上限とする自社株買いを実施へ。取得期
間は３月２６日から２０２０年３月２５日。

・ジャニス工業 、自己保有株を除く発行済株式総数の１．０％にあたる３
万６０００株、取得総額３２４０万円を上限とする自社株買いを実施へ。取得期間は３月
２６日から２０２０年２月２９日。

・西日本フィナン

中国 　終値 前日比 ％ 始値 高値 安値
上海総合指数 3,043.0313 - 61.1174 - 1.97 3,058.8016 3,086.9961 3,041.9504
前営業日終値 3,104.1487
ＣＳＩ３００指数<.C 3,742.825 - 90.976 - 2.37 3,776.443 3,807.179 3,741.606
SI300>
前営業日終値

日銀の原田泰審議委員は２５日、都内で講演し、量的・質的金融緩和政策（ＱＱＥ）の日本経済への最大の貢献は、生産性を引き上げたことだと指摘した。また、ＱＱＥを続けていなければ、２％台前半の失業率は実現していなかった、と述べた。

日経平均・日足は「中陰線」。ローソク足は上ひげがほとんどない形状で、投資家の強い失望感を表している。世界の景気減速への懸念が払っしょくされるまで上昇の勢いはつきにくいものの、ボリンジャーバンドのマイナス３シグマ（２万０８４７円８６銭＝２５日）近辺では反転が期待される。日足一目均衡表の雲上限（２万０８２３円６９銭＝同）も下値抵抗線として意識される。

東証１部上場銘柄のうち、ＲＳＩ（相対力指数）
のランキング（上位・下位１５位ずつ）は以下の通り。
[RSI 70以上(上位）] 0.46%(*)
RIC 銘柄名 RSI
01 ディー・エル・イー 86.55
02 ピーエス三菱 77.14
03 日本電波工業 75.36
04 シンシア 73.16
05

日経平均は下げ渋り、２万０９００円台後半で推移している。ドル／円が１１０円台まで回復してきたことが下支えとなっているもよう。市場からは「上海株も下げてはいるが日経平均に比べて下げ率は小さい。指数先物にも目立って買い戻しや売りが出たような感じはなく、ある意味、自然体で下げ止まっている」（国内証券）との声も出ていた。