欧州中央銀行（ＥＣＢ）は２７日、ユーロ圏の持続的な不動産価格の上昇はバブルの兆しを示しており、複数の国で抑制策が必要であることを示唆しているとの見方を示した。

［２７日　ロイター］ -
* 米原油在庫、280.0万バレル増=ＥＩＡ週間石油在庫統計（予想：120.0万バレル減）
* 米ヒーティングオイル在庫、12.9万バレル増=ＥＩＡ週間石油在庫統計
* 米製油所処理量、日量36.7万バレル減=ＥＩＡ週間石油在庫統計
* 米石油製品輸入、日量10.5万バレル増=ＥＩＡ週間石油在庫統計
* 米原油輸入、日量11.4万バレル増=米ＥＩＡ週間石油在庫統計
* 米ガソリン在庫、288.3万バレル減=ＥＩＡ週間石油在庫統計（予想：277.5万バレル減）
* 米留出油在庫、207.5万バレル減=ＥＩＡ週間石油在庫統計（予想：89.6万バレル減）
* 米留出油生産、日量2000バレル増=ＥＩＡ週間石油在庫統計
* 米ガソリン生産、日量26.8万バレル減=ＥＩＡ週間石油在庫統計
* 米オクラホマ州クッシングの原油在庫、54.1万バレル増=ＥＩＡ週間石油在庫統計
* 米製油所稼働率、2.3％低下=ＥＩＡ週

欧州連合（ＥＵ）のトゥスク大統領は２７日、欧州議会議員に対し、ＥＵ残留を望む英国人を無視すべきではないと述べ、欧州議会はブレグジット（英国のＥＵ離脱）の長期延期を受け入れるべきとの考えを示した。

欧州中央銀行（ＥＣＢ）のデギンドス副総裁は２７日、ユーロ圏の成長鈍化は、銀行の業績低迷や国債の持続可能性に対する懸念の高まりを通じて、金融不安のリスクを高めていると述べた。

欧州中央銀行（ＥＣＢ）のプラート専務理事は２７日、ＥＣＢの新たな銀行向け貸出ファシリティーについて、貸出の状況に応じていつでも再調整が可能だと述べた。

東南アジア株式市場は、米国が景気後退（リセッション）入りする可能性への懸念が続き、大半が下落。マニラ市場は１週間ぶりの安値まで下げた。

中国の共産党中央規律検査委員会は２７日、国際刑事警察機構（ＩＣＰＯ）の孟宏偉・前総裁を訴追すると発表した。

イタリア中銀のビスコ総裁は２７日、同国の経済活動が昨年終盤から今年初めにかけて縮小したとの認識を示した。

安倍晋三首相は２７日、首相官邸で開かれた経済財政諮問会議であいさつし、「国際経済の変動に強い経済構造の構築について議論した」と述べた。「ここ最近海外の経済情勢の変化や政策動向の変化がより著しくなっており、こうした国際経済リスクを十分注視しつつ、マクロ経済運営により一層万全を期していくことが重要」と強調し、マクロ政策を担当する茂木敏充経済再生相に対して「しっかりした対応をお願いする」と指示した。
(竹本能文

政府が２７日に開いた経済財政諮問会議で民間議員は、中国や欧州経済の減速が日本の内需にも影響を及ぼす可能性などに言及し、リスクが顕在化した場合には機動的なマクロ経済政策を「躊躇（ちゅうちょ）なく実行すべき」と提言した。