＜ロンドン株式市場＞　反発して取引を終えた。欧州の
電波塔事業を分離する計画を発表した携帯電話サービス大手のボーダフォンが大
幅高となった。
ボーダフォンは１０．６％上昇し、３月以来の高値を付けた。欧州の１０市場におい
て携帯電話の電波塔事業を分離し、将来的に一部株式の上場を目指す計画が好感された。
好調な上半期決算を発表した教育出版大手ピアソンは５．９％だった。出版
形態を印刷物からデジタルへ移行したことが奏功した。
ＦＴＳＥ３５０種住宅建設株指数は０．９６％上昇し、４月上旬以来の
高値。英国のジョンソン新首相が支出を後押しするために景気刺激策や減税政策を導入す
るとの見方が買い材料だった。
一方、中型株ではスポーツ用品小売り大手のスポーツ・ダイレクトが３．９
％下落した。既に発表が延期されている通期決算について、なお時間がかかるとしたこと
が嫌気された。

ロンドン株式市場：

＜欧州株式市場＞　反発して取引を終えた。通信やメディア株が買われ、全体水準を
押し上げた。
ＳＴ

英自動車製造販売協会（ＳＭＭＴ）は２６日、ジョンソン英首相に対し、合意なき英国の欧州連合（ＥＵ）離脱（ブレグジット）は国内自動車産業の脅威であり、生産活動を危険にさらすと警告した。

カドロー米国家経済会議（ＮＥＣ）委員長は２６日、トランプ政権は為替介入によるドル安誘導は行わないと明言した。

国際通貨基金（ＩＭＦ）の次期専務理事について、欧州連合（ＥＵ）加盟国政府は現在、５人の候補から１人に絞り込む作業を進めている。仏政府当局者が２６日、明らかにした。

国際通貨基金（ＩＭＦ）理事会は２６日、ラガルド専務理事の後任選考に当たり、「開かれた、能力ベースで透明な」手続きを行う方針を決めた。１０月４日までの選定を目指す。

アイルランドのコーブニー外相は２６日、英国の欧州連合（ＥＵ）離脱（ブレグジット）を巡りジョンソン英首相がＥＵと衝突する方向に突き進んでいるとした上で、首相の姿勢を「全く役に立たない」と批判した。

ニューヨーク連銀の国内総生産（ＧＤＰ）予想「ナウキャスト」によると、第３・四半期の米ＧＤＰ伸び率見通しは年率で２．２１％。前週時点の予測（１．８８％）から引き上げた。

カドロー米国家経済会議（ＮＥＣ）委員長は２６日、来週に上海で再開する米中通商協議について、重要な合意が得られるとは予想していないとしながらも、米交渉団は貿易障壁の引き下げに向けた建設的な交渉を改めて開始する地合いを整えたいと考えていると述べた。

トランプ米大統領は２６日、アップルが中国で生産するデスクトップ型パソコン「Ｍａｃ Ｐｒｏ（マックプロ）」向け部品に対する関税の免除は認めないと発表した。

米商務省が２６日発表した第２・四半期の実質国内総生産（ＧＤＰ）の速報値（季節調整済み）は年率換算で前期比２．１％増と、予想ほど減速しなかった。市場予想は１．８％増だった。個人消費が急増し、輸出減少や在庫投資の減速による影響を和らげた。