米長短金利が逆転したことで景気後退（リセッション）への懸念が強まり、株式相場が大幅に値崩れする中、トランプ大統領は１４日、連邦準備理事会（ＦＲＢ）の金融政策変更ペースが遅いと批判し、より迅速な行動を呼び掛けた。

米連邦通信委員会（ＦＣＣ）のパイ委員長は１４日、携帯電話国内３位のＴモバイルＵＳと同４位でソフトバンクグループ傘下のスプリントの合併を承認するよう命じる指示書の草案を回覧した。

＜ロンドン株式市場＞　反落して取引を終えた。米英国
債の長短利回りが逆転したことを受け、景気後退の可能性が不安視された。
長短利回りが逆転するのは米金融危機以降初めて。長短金利差の逆転はリセッション
（景気後退）への市場の警戒サインとされる。
ＩＧ証券の市場アナリスト、クリス・ビューシャン氏は「早ければ来年下半期辺りに
景気後退入りする可能性は大いにある。今は終わりの始まりではないと思う」と述べた。
資源や石油、金融株の値下がりが目立った。
一方、自動車保険アドミラル・グループは４．１％上昇した。上半期利益の
伸びが市場予想を上回ったことが好感された。英国の事業で顧客が増えたことが貢献した
。
建設のバルフォア・ビーティは９．３％上昇した。利益が増えたほか、通期
のキャッシュフロー見通しを引き上げたことが買い材料だった。

ロンドン株式市場：

＜欧州株式市場＞　反落して取引を終えた。ドイツと中国の軟調な統計が発表された
ほか、米国債市場で長短金利が逆転したことで、景気後退が不

アルゼンチンのマクリ大統領は１４日、所得税減税のほか社会福祉事業への助成金増額、ガソリン価格の９０日間凍結などの景気対策を打ち出した。ただ、今のところ通貨安に歯止めはかかっていない。

＜株式指数＞ 終値 前日比 ％ 前営業日 コード
終値
ＦＴＳＥ１００種 7147.88 -103.02 -1.42 7250.90


ロンドン株式市場は反落して取引を終えた。米英国債の長短利回りが逆転したことを
受け、景気後退の可能性が不安視された。
長短利回りが逆転するのは米金融危機以降初めて。長短金利差の逆転はリセッション
（景気後退）への市場の警戒サインとされる。
ＩＧ証券の市場アナリスト、クリス・ビューシャン氏は「早ければ来年下半期辺りに
景気後退入りする可能性は大いにある。今は終わりの始まりではないと思う」と述べた。
資源や石油、金融株の値下がりが目立った。
一方、自動車保険アドミラル・グループは４．１％上昇した。上半期利益の
伸びが市場予想を上回ったことが好感された。英国の事業で顧客が増えたこ

米労働省が１４日公表した７月の輸入物価指数は前月比０．２％上昇し、市場予想の横ばいを上回った。ただ基調としては弱いままであることから、輸入物価上昇圧力が抑制されていることを示唆した。

トランプ米大統領は１４日、連邦準備理事会（ＦＲＢ）の金融政策変更ペースが遅いと批判し、より迅速な行動を呼び掛けた。

欧州中央銀行（ＥＣＢ）は１４日、英国の欧州連合（ＥＵ）離脱に関連して、英銀によるＥＵ域内への従業員移転が大幅に遅延しており、合意なき離脱が現実になった場合、準備不足に直面する恐れがあるとの見解を示した。

米下院外交委員会は１４日、香港で続いている抗議活動について、暴力的な弾圧は「過ち」となり、当局が弾圧に動いた場合は「速やかな対応」が必要になるとの見解を示した。

ペロシ米下院議長は１４日、トランプ政権が英国と締結を目指す自由貿易協定について、英国の欧州連合（ＥＵ）離脱が北アイルランド紛争の和平合意「ベルファスト合意」を阻害するようであれば、米議会が批准する可能性はないとけん制した。