＜金利・債券＞
米東部時間12時20分
＊先物 清算値 前日比 前営業日終 コード
盤
３カ月物ユーロ 100.47 0.00 100.47
独連邦債２年物 112.48 -0.02 112.50
独連邦債５年物 135.99 -0.09 136.08
独連邦債１０年物 173.98 -0.26 174.24
独連邦債３０年物 212.78 -1.06

イタリア新政権が来年の財政赤字目標の対国内総生産（ＧＤＰ）比率を２．３％前後に引き上げる意向であることが関係筋の話で明らかになった。

イタリアのコンテ首相は１０日、景気回復の後押しに向け、欧州連合（ＥＵ）の財政協定である「安定・成長協定」の改革を押し進める方針を示した。

ドイツのショルツ財務相は１０日、ドイツが経済危機に見舞われた場合でも、経済に「数十億ユーロ」を注入することによって対処可能と強調し、独経済がリセッション（景気後退）に陥った場合に大規模な刺激策を講じる用意があることを示唆した。議会下院での予算審議で述べた。

ＪＰモルガンのアナリストは１０日、英国の欧州連合（ＥＵ）離脱を巡り、ジョンソン首相が辞任し、次期首相に離脱延期の要請を任せるというのが現時点で最も起こり得るシナリオとの見通しを示した。

米ホワイトハウスのナバロ大統領補佐官（通商製造政策局長）は１０日、閣僚級の米中通商協議が来月開催される見通しとなる中、忍耐強く状況を見守るよう求めた。

イングランド銀行（英中央銀行）のカーニー総裁は１０日、主要国で最近見られている国債利回りの長短逆転について、景気見通しに対する「信任投票」ではないとの見解を示した。

日銀は１８─１９日開催の金融政策決定会合で金融緩和の是非について議論する。日銀内では海外経済の不確実性の増大を懸念する声が多く、９月会合で「物価安定の目標」に向けたモメンタムに悪影響を及ぼさないか点検する。仮に金融緩和が必要と判断すれば、マイナス金利の深掘りが有力な選択肢となりそうだ。

スウェーデンの８月のインフレ率が鈍化した。中銀の年末頃の利上げ計画に不透明感が広がり、通貨クローナは対ユーロで下落した。

中国外務省は１０日、ドイツのマース外相が香港の民主活動家黄之鋒（ジョシュア・ウォン）氏と会ったことに強い不満の意を表明し、いかなる国も中国の国内問題に干渉する権利はないと主張した。