［東京　１３日　ロイター］　日本銀行は１３日、米ドルの流動性向上に向けた追加策として、イングランド銀行、欧州中央銀行（ＥＣＢ）、スイス国民銀行が固定レートによって米ドルの資金供給を行うオペレーションを実施する予定と発表した。また、これらの中銀は米連邦準備理事会（ＦＲＢ）との米ドルスワップ協定の増額も行う予定で、日銀も同様の措置の導入に向けて検討を行うとしている。

　［ワシントン　１２日　ロイター］　欧州中央銀行（ＥＣＢ）は１２日、７カ国財務相・中央銀行総裁会議（Ｇ７）後の記者会見でトリシェ総裁が読み上げた為替に関する文書について、Ｇ７の正式な共同声明の一部ではないとし、「Ｇ７が合意した参考項目（G7 agreed terms of reference）」と説明した。

　［ワシントン　１０日　ロイター］　欧州中央銀行（ＥＣＢ）理事会メンバーのノワイエ仏中銀総裁は１０日、ユーロ圏のインフレ率が０９年に２％を下回り、各国中銀による協調利下げは物価安定にリスクとならないとの見解を示した。

18:00　IEA石油市場報告 G7（7カ国財務相・中央銀行総裁会議）ワシントンで開催 台湾（国慶節）休場 11日 7:45　ポールソン米財務長官　G7終了後の会見（ワシントン） 8:00　トリシェECB総裁、ユンケル...

　［フランクフルト　９日　ロイター］　欧州中央銀行（ＥＣＢ）のシュタルク専務理事は、ユーロ圏の経済成長が今後数四半期は非常に弱くなるとの見通しを示した。１０日付の独紙シュツットガルター・ツァイトゥングに掲載されるインタビューの一部が９日、公表された。

　［フランクフルト　９日　ロイター］　シュタルク欧州中央銀行（ＥＣＢ）専務理事は、前日の協調利下げについて、ＥＣＢの物価安定目標に沿った行動との認識を示した。１０日発行の独紙シュツットガルター・ツァイトゥングとのインタビューで述べた。

　［フランクフルト　９日　ロイター］　欧州中央銀行（ＥＣＢ）は、欧州連合（ＥＵ）諸国の金融安定に向けた対応として、国ごとではなく協調した行動を取るべきとの考えを示した。

−ダウ平均、一時9200ドル割れ＝追加利下げの思惑で− 【2008年10月9日(木)】　−　米FRB（連邦準備制度理事会）は8日午前7時（日本時間同日午後8時）に、ECB（欧州中央銀行）を始め、イングランド銀行（中央銀行）、カナダ中央銀行、スイス国民銀行、スウェーデン中央銀行と協調利下げを実施したと発表した。
　各国の中央銀行もいずれも0.5％ポイントという大幅な利下げで、FOMC（米連邦公開市場委員会）は全員一致で、政策金利であるFF（フェデラル・ファンド）金利の誘導目標を2％から1.5％へ引き下げた。
イングランド銀行も政策金利を5％から4.5％へ、ECBも4.25％から3.75％へそれぞれ引き下げている。
　また、この協調利下げとは別に、中国人民銀行（中央銀行）も同日、人民元建て1年物貸出基準金利を0.27％ポイント引き下げ6.93％、1年物預金基準金利も0.27％ポイント引き下げ3.87％とし、豪州中央銀行も先行して、7日に、1％ポイントの大幅利下げを実施、大規模な国際協調利下げとなった。
　FRBは昨年夏のクレジット市場危機以降、昨年9月から今年4月まで7回連続で計3.25％ポイントの利下げを実施、その後は3回連続で据え置いており、今回の利下げは半年ぶりとなる。
　ベン・バーナンキFRB議長は7日の講演でも、景気の現状について、「最近の経済データや金融市場の状況を見ると、経済成長の見通しが悪化しており、景気悪化リスクが高まっている。
他方、インフレリスクはいくぶん改善している」と景気リスクを強調。
その上で、「FRBは現在の金融政策は依然適切であるかどうか検討する必要がある」と述べ、利下げの可能性を示唆していた。

　［ヘルシンキ　９日　ロイター］　欧州中央銀行（ＥＣＢ）理事会メンバーであるリーカネン・フィンランド中央銀行総裁は、金融政策を策定する場合、インフレ率を２％弱の水準に維持することが目標となると述べた。フィンランド公共放送（ＹＬＥ）が９日、総裁とのインタビューを放映した。

　［ロンドン　８日　ロイター］　欧州中央銀行（ＥＣＢ）は８日、緊急貸出への政策金利に対する上乗せ幅をこれまでの１００ベーシスポイント（ｂｐ）から５０ｂｐに引き下げた。９日から実施する。