［ルクセンブルク　６日　ロイター］　欧州中央銀行（ＥＣＢ）理事会メンバーのメルシュ・ルクセンブルク中銀総裁は、ＥＣＢが６日の理事会で５０ベーシスポイント（ｂｐ）利下げを決めたことについて、金融市場の信頼回復を支援することが目的との見解を明らかにした。

　［ブリュッセル　６日　ロイター］　欧州中央銀行（ＥＣＢ）理事会メンバーのメルシュ・ルクセンブルク中銀総裁は６日、ユーロ圏のインフレが今後数カ月で低下する公算が大きく、ＥＣＢの金融政策に余地を与えたとの見解を示した。ＥＣＢ理事会での利下げ決定後、ルクセンブルク日刊紙に語った。

　［ロンドン　６日　ロイター］　欧州株式市場は大幅続落。欧州中央銀行（ＥＣＢ）とイングランド銀行（英中銀）による利下げにも関わらず、景気後退懸念に圧迫され、銀行・エネルギー株を中心に売りが出た。

　［フランクフルト　６日　ロイター］　欧州中央銀行（ＥＣＢ）のトリシェ総裁は６日、ユーロ圏のインフレ率が２００９年にマイナスになるとは予想していないとした上で、原油・商品価格の動向に大きく左右される、との見解を示した。ロイターＴＶとのインタビューで語った。

下落して始まった米株式市場が下げ渋っていることで、ドル円やクロス円の一部も下値を切り上げている。
ドル円は98.35レベルまで、ユーロ円は126.61レベルまで水準を切り上げた。
トリシェECB総裁は会見の終盤...

リセッション入りについては、ECBスタッフ見通しを参考に判断。

6日のロンドン市場は英欧中銀政策金利の 発表で相場が大きく振れた。
欧州株は東京市場の株安の地合いを受けて、 軟調な推移から始まった。
ただ、為替市場では重要イベントを控えて 神経質な展開が続き、円高一辺倒の動き ではなかった。
ドル円は97.50台がサポートされて98円台 前半へと反発する動きをみせた。
上値も 重く97円台後半へと押し戻された。
クロス円はやや調整色が勝り、ユーロ円は 126円台前半から一時127円手前まで上昇、 その後は126円挟みで揉み合う展開だった。
英HBOS住宅価格や独製造業受注は予想を 下回り、英欧の経済状況の弱さが改めて 確認されたが相場は反応薄だった。
英中銀が大幅利下げ、スイス中銀が緊急利下げ を発表したことで、ポンドよびスイスが急落 する場面もあったが、株式市場の反発に クロス円サイドから買いが強まった。
ポンド円は154円から157円台で激しく上下動する 展開になった。
しかし、ECBが予想通りの25bp利下げと発表 されると、株式市場は失望感から反落、 円相場も円買い方向に動いた。
ユーロ円は125円割れ、ドル円は97.50レベルと 安値を更新した。
◆発表前、英欧政策金利に大幅利下げ観測も 英欧政策金利に関してはいずれも0.5％引き下げ 観測が大勢だが、直前にはさらに大幅利下げを 見込む動きもあった。
ただ、為替市場でこれを 先取りする動きは軽微にとどまった。
チェコ中銀は政策金利を2.75％と発表、 75bpと、事前予想25bpを大幅に上回る利下げ幅 となった。
◆英中銀、予想外の1.5％大幅利下げ3.00％に 英中銀は1.5％の大幅利下げを発表、予想外の 大幅利下げにポンドが急落した。
ポンドドルは 1.59近辺から一時1.57台前半まで下げた。
しかし、数分後には1.60台に乗せる激しい 値動きとなった。
◆スイス中銀、緊急利下げで2.00％に 英中銀とともにスイス中銀も0.5％に緊急利下げ を発表し、政策金利誘導目標を2.00％とした。
ドルスイスは1.1650レベルから1.1740レベルへと 一気に値を上げた。

＊ECB政策金利　21:45 結果　3.25% 予想　3.25%　現行　3.75%

BOEは、"ビックリの150bpの利下げ = Repo Rate年3.00%" ・・・ サプライズにFTSE100は急速に値を戻し始め、ポンドは一時急落もこちらも買い戻される展開。 続く21:45ECB政策金利、22:30ECB総裁記者会見も注目!　SNB（スイス）は政策金利を5.....

きょうは英欧の利下げを巡って市場で様々な憶測が流れている。
ユーロ圏については0.50%の利下げが確実視されているが、大手米銀（シティグループ）は1.0%の利下げを予想している。
ECBの金利発表を巡って専門家の...