ドル／円<JPY=> ユーロ／ドル<EUR=> ユーロ／円<EURJPY=>

独スポーツ用品大手アディダスが発表した第２・四半期決算は、売上高が予想を下回った。ただ、欧州の販売減少に歯止めがかかり、苦戦が続いていた「リーボック」ブランドも回復しており、下半期の売上高が上向くとの見通しは据え置いた。

ホテル株に警戒感が出ている。日韓関係の悪化でインバウンド需要に減少の兆しが出てきたためだ。韓国からの訪日客は全体の約４分の１を占め、中国に次いで２番目に多い。一部の企業では売上高見通しの下方修正も見られ始めており、対立が長期化すれば悪影響が広がる可能性がある。

みずほ証５２４億円、野村証４０７億円、バンクオブアメリカ・メリルリンチ２５７億円、三菱ＵＦＪモルガン・スタンレー証２３２億円、大和証１７２億円、ＳＭＢＣ日興証１１０億円、ソシエテ・ジェネラル証１０億円、東海東京証４億円──など。

午後３時のドル／円は、前日ニューヨーク市場の午後５時時点から小幅安の１０６円前半。中国人民元が小幅ながら上昇したことで、通貨安戦争への警戒感がやや落ち着く形で、円も静かな動きとなった。

前場の東京株式市場で日経平均株価は前営業日比１２０円１６銭高の２万０６３６円７２銭となり、反発した。ドル／円が朝方の高値からじり安となり、小幅高で始まった日経平均もいったんマイナス圏に沈んだが、きょうの人民元の対ドル基準値が当局の元安誘導を想起させるものではなかったことで、米中対立の激化に対する警戒がやや後退。円安・株高の流れとなり、日経平均は一時２万０６００円台後半まで上昇した。

韓国の半導体メーカーは、日本が輸出管理を強化した品目について代わりの調達先を探す動きが行き詰まりつつあり、向こう数カ月で事業に多大な混乱が生じる可能性が高まっている。

米財務省が７日公表したデータによると、７月下旬に実施された期間２年、５年、７年の米国債入札で、海外投資家の落札額が前月から減少した。米国債利回りが先進国の中で最高水準にとどまる中での減少となった。

＜為替＞　円が対ドルで８カ月ぶり高値を更新。米中貿易摩擦の激化を背景に世界の成長懸念が広がる中、質への逃避で円やスイスフランの買いが加速した。

ニューヨーク外為市場では、円が対ドルで８カ月ぶり高値を更新。米中貿易摩擦の激化を背景に世界の成長懸念が広がる中、質への逃避で円やスイスフランの買いが加速した。