欧州中央銀行（ＥＣＢ）理事会メンバーであるワイトマン独連銀総裁は１日、ＥＣＢは各国政府を財政的に支援しているとの批判を回避するために、主要な決定事項について政策当局者の間で「徹底的に討議」する必要があるとの考えを示した。

オーストラリア準備銀行（ＲＢＡ、中央銀行）は１日、今年３回目となる利下げを決定したが、低金利が銀行収益に及ぼす影響を巡る懸念が高まる中、国内大手４行のうち２行が今回の利下げを住宅ローン金利などに完全に反映させることを拒否する姿勢を示した。

米小規模銀行の統合が農村部の「金融砂漠」を引き起こすという懸念が高まる中、コミュニティーバンク（比較的小規模な地域金融機関）の年次会合に出席した米連邦準備理事会（ＦＲＢ）のボウマン理事は、小規模銀行の統合について肯定的な見方を示した。

欧州連合（ＥＵ）統計局が発表した９月のユーロ圏消費者物価指数（速報値）は前年比０．９％上昇と、前月の１．０％上昇から上昇率が鈍化した。エネルギー価格の下落が主な要因となり、上昇率は２０１６年１１月以来の低水準となった。

円債市場から「安心感」が消えた。以前はマイナス金利の国債を買っても、日銀がより低い金利（高い価格）で買い取ってくれるという安心感が投資家にあった。しかし、日銀がオペの減額や見送りを示唆する中で、警戒感が広がり始めている。円金利上昇にもかかわらず円高が起きないことも大胆なオペ減額を想定させる要因だ。

ドル／円<JPY=> ユーロ／ドル<EUR=> ユーロ／円<EURJPY=>

ＩＨＳマークイットが発表した９月のドイツ製造業購買担当者景気指数（ＰＭＩ）改定値は４１．７と、前月の４３．５から低下した。

ＩＨＳマークイットが発表した９月のイタリア製造業購買担当者景気指数（ＰＭＩ）は１２カ月連続で悪化し３月以来の低水準となった。

スイスの銀行大手クレディ・スイスは１日、同行の元幹部が内偵されていた問題で、ティージャン・ティアム最高経営責任者（ＣＥＯ）が内偵を指示した事実はなかったと発表した。

９月の国内新車販売（軽自動車を含む）は前年同月比１２．９％増の５４万８２０９台で３カ月連続プラスだった。新型車の販売が好調で、軽自動車、登録車ともに２桁増となった。特に軽自動車には消費増税を前にした一定の駆け込み需要があった。