［ベルリン　１０日　ロイター］ - ラトビアのストラウユマ首相は、債務減免を盛り込んだギリシャの改革案には合意しない意向を示した。ドイツのラジオ局Deutschlandfunkで述べた。

［東京　１０日　ロイター］ - 東京株式市場で日経平均は反落。売り先行後にプラス圏に浮上する場面があったが、ギリシャ問題の進展を見極めたいとして買いは続かなかった。

［東京　１０日　ロイター］ - 午後３時のドル／円は、ニューヨーク市場午後５時時点に比べ、ドル高／円安の１２１円後半。今週ドル／円相場の重しになってきたギリシャをめぐる不透明感と中国株安という２大リスクオフ要因が好転の兆しを見せていることで、リスク回避の円買いの巻き戻しが続いている。

［上海／香港　９日　ロイター］ - 中国は金融自由化を着実に進めていたが、先月から始まった株式市場の急落でそうした歩みが後退している。中国指導部は２０１３年、資産価格の決定で市場に「決定的な」役割を担わせると約束。ただ、今では株式市場に対する前例のない介入を余儀なくされている。

［東京　１０日　ロイター］ - 正午のドル／円は、前日ニューヨーク市場午後５時時点に比べてドル高／円安の１２２．０１／０３円付近だった。ギリシャ支援協議への楽観的な見方が出たほか、中国株の下げに一服感が出て日経平均株価もプラス圏に転じており、ドル／円は堅調に推移した。

［ベルリン　９日　ロイター］ - ドイツのメルケル首相は、ギリシャ債務に対するヘアカット（元本削減）の可能性を排除しているが、法的には政治的意志があれば、別の形で債務再編を可能にする余地が十分ある。

［アテネ／フランクフルト　１０日　ロイター］ - ギリシャ政府は９日、新たな金融支援を受ける条件となる財政改革案を債権団に提出した。ギリシャ議会は１０日に改革案を採決する。

［東京　１０日　ロイター］ - 林芳正農林水産相は１０日の閣議後会見で、９日から始まっている環太平洋連携協定（ＴＰＰ）の日米事務レベル協議について、「残された課題の解決に向け、精力的に協議を行っている。（国会の）農林水産委員会の決議が守られたと評価いただけるよう、政府一体となって交渉に全力を尽くしていきたい」と述べた。

［東京　１０日　ロイター］ - 日銀が１０日公表した６月の企業物価指数は前年比２．４％下落した。昨年４月の消費税率引き上げの影響を除くと２．５％の下落で８カ月連続のマイナスだった。前月比（消費税の影響除く）でも０．２％下落し４カ月ぶりのマイナスだった。産業用電力料金の値下げや中国要因による非鉄市況下落が響いた。

［東京　１０日　ロイター］ - 寄り付きの東京株式市場で日経平均株価は前営業日比２５円５７銭安の１万９８２９円９３銭となり、小反落で始まった。ＴＯＰＩＸは３日ぶりの反発となっている。前日に決算を発表したファーストリテイリングが下落し、日経平均の押し下げ要因となっている。医薬品や陸運、食料品など内需関連の一角がしっかり。半面、自動車・電機株は軟調な滑り出しとなっている。