［クリーブランド（米オハイオ州）　１０日　ロイター］ - イエレン米連邦準備理事会（ＦＲＢ）議長は１０日、労働市場は現在の失業率が示すほどひっ迫していないと述べ、労働市場の改善に向け低金利を継続する一段の余地があるとの見方を示唆した。

［アテネ　１０日　ロイター］ - １０日発表されたギリシャ世論調査の結果から、通貨ユーロを維持することを支持する回答が８４％となったことが明らかになった。

［アテネ　１０日　ロイター］ - ギリシャのチャカロトス財務相は１０日、支援策の一環として、欧州中央銀行（ＥＣＢ）が保有するギリシャ国債の欧州安定メカニズム（ＥＳＭ）への移管が実現すると明らかにした。債権団に提出した改革案をめぐる採決の前に、議会で述べた。

［１０日　ロイター］ - 格付け会社フィッチ・レーティングスのソブリン債グローバル主任のジェームズ・マコーマック氏は、ギリシャが最終的にユーロ圏を離脱する可能性が高いとの見解を示した。

［アテネ　１０日　ロイター］ - ギリシャの銀行幹部は１０日、同国が国際債権団と支援合意した場合でも、国内銀行は１００億─１４０億ユーロ程度の資本増強が必要になるとの見方を示した。

［ニューヨーク　１０日　ロイター］ - ８日までの１週間で世界中の中国株ファンドに過去最大となる１３０億ドルの資金が流れていたことが、バンク・オブ・アメリカ・メリルリンチの調査で明らかとなった。

［ウファ（ロシア）　１０日　ロイター］ - ロシアのプーチン大統領は１０日、ギリシャから支援の要請は受けていないと述べた。

［アテネ　１０日　ロイター］ - ギリシャ主要野党の新民主主義党は１０日、政府が新改革案に基づいて債権団と交渉することを認める方針を表明した。

［アテネ　１０日　ロイター］ - ギリシャのチプラス首相率いる急進左派連合（ＳＹＲＩＺＡ）の強硬派５人は１０日、緊縮策の導入を主張する国際債権団への対処として、ユーロ圏から離脱し通貨ドラクマを再導入することがギリシャのためになるとの考えを示した。

［バンコク　１０日　ロイター］ - １０日の東南アジア株式市場の株価は、ここ数日間の不安定な値動きの後で、軒並み上昇した。中国株の上昇や、週末にギリシャ債務協議が合意に達するとの期待感からショートカバーが幾らか入った。外国人投資家の買い越しでジャカルタ市場は４日続落から反発した。