［東京　２４日　ロイター］ - 東京株式市場で日経平均は反落。下げ幅は一時１５０円を超えた。前日の米国株が３日続落した流れを引き継ぎ、序盤から売りが先行。前場に発表された７月の中国製造業ＰＭＩが予想を下回ると先物への売り圧力が増し、一段安となった。もっとも週末要因に加え、来週には国内企業決算の発表本格化を控えていることもあり、積極的には手掛けにくく方向感の定まらない展開となった。

［北京　２４日　ロイター］ - 中国の国務院（内閣に相当）は２４日、貿易セクター支援措置の一環として、一部の輸入関税引き下げと人民元取引の自由化方針を明らかにした。

［ニューヨーク　２３日　ロイター］ - 中国の成長減速や株安が、米企業の利益に大きな打撃を与えるのではないかと懸念され、実際に一部の業績には影響が出てきた。それでも消費関連企業の多くは、中国市場の力強い需要を引き合いに出して明るい見通しを堅持している。

［東京　２４日　ロイター］ - 正午のドル／円は、前日ニューヨーク市場午後５時時点とほぼ同水準の１２３．９０／９２円だった。実質的な五・十日で、買収絡みの報道もあったことから、朝方はドル買い／円売りが優勢だった。

［軽井沢　２４日　ロイター］ - 三越伊勢丹ホールディングスの石塚邦雄・代表取締役会長は、さえない個人消費の見通しについて「夏場以降の消費もそれほど強くならない」と語った。長期のデフレマインドが地方を中心に抜けていないため、とした。

［東京／デトロイト　２４日　ロイター］ - 三菱自動車が米国での自動車生産から撤退することを検討している。複数の関係筋が２４日明らかにした。今後、現地工場の売却交渉や労働組合との協議など詳細を詰める。

［東京　２４日　ロイター］ - 甘利明経済再生相は２４日の閣議後会見で、財政健全化に向けて今後３年の「集中改革期間」で構造改革をすべて完了させたいと語った。それ以降は、「自動的に毎年の予算の無駄が省ける構造になることを期待する」とし、効率的な財政運営ができる仕組みが必要と強調した。

［シカゴ　２３日　ロイター］ - 米重機メーカーのキャタピラーは、中国やブラジルの活況な市場や石油産業の拡大に便乗する形で利益を膨らませてきた。だがついに経営首脳が２３日、良好な事業環境が終結したと事実上宣言した。

［東京　２４日　ロイター］ - 明治安田生命保険は２４日、米生保グループのスタンコープ・ファイナンシャル・グループ を買収する手続きを開始すると発表した。買収金額は約６２４６億円。

［東京　２４日　ロイター］ - 寄り付きの東京株式市場で、日経平均株価は前営業日比８０円３２銭安の２万０６０３円６３銭となり、反落して始まった。米国株式市場が３日続落となるなど、さえない外部要因を受け売りが先行している。