［パリ　３０日　ロイター］ - フランスの自動車大手ルノーが３０日発表した上半期決算は、欧州市場の回復や為替相場の追い風を受けて営業利益が前年同期比約５０％増の１０億７０００万ユーロ（１１億７０００万ドル）となった。

［東京　３０日　ロイター］ - 日本企業の業績上方修正余地が、小さくなってきた。中国だけでなく米国の景気も伸び悩みの兆しがみえ、米金利は一向に上がってこない。ドル／円も足踏みで円安効果の上積み期待がしぼんできた。さらに今期は、会社側の業績予想が以前ほど「保守的」ではない。世界経済の動向次第では、下方修正の可能性も大きくなりそうだ。

［東京　３０日　ロイター］ - 京セラは３０日、日本インター株式を公開買い付け（ＴＯＢ）すると発表した。買い付け価格は普通株式１株１９７円。

［東京　３０日　ロイター］ - 午後３時のドル／円は、ニューヨーク市場午後５時時点に比べ、小幅ドル高／円安の１２４円前半。日経平均の前日比２００円超の上昇や米連邦公開市場委員会（ＦＯＭＣ）の声明文を受けた米長期金利上昇で１２３円後半から買い進まれたが１２４円前半では伸び悩んだ。

［東京　３０日　ロイター］ - 関係筋によると、出光興産は、英蘭シェルが保有する昭和シェル石油株式３５％のうち約３３％を取得し、筆頭株主となる。

［フランクフルト　３０日　ロイター］ - ドイツの総合エンジニアリング企業シーメンスが３０日発表した第３・四半期（４―６月）決算は、工業部門の利益が１％増の１８億２０００万ユーロ（２０億ドル）となった。自社予想の１７億ユーロを上回った。

［京都市　３０日　ロイター］ - 日銀の石田浩二審議委員は３０日、京都市内で講演し、日銀が大規模な量的・質的金融緩和政策（ＱＱＥ）を進める中で、先行き金融システムにリスクが蓄積しないか予断を持たずにみていく必要がある、と語った。日銀が重視する物価の基調を評価するには、エネルギーを除いた総合指数をみることが適当と述べた。

［東京　３０日　ロイター］ - セブン＆アイ・ホールディングス は３０日、ベトナムでコンビニエンスストア、セブンイレブンを展開すると発表した。２０１７年度に１店舗目をオープンし、１０年で１０００店舗を目指す。セブンーイレブン・ジャパンが支援を行い、日本式コンビニのノウハウを活かした運営を行う。

［東京　３０日　ロイター］ - 金融庁は地域金融機関による融資の実態などを把握するため、借り手企業への聞き取り調査を実施する。金融担当の越智隆雄政務官が３０日、財務局長会議で表明した。

［東京　３０日　ロイター］ - 寄り付きの東京株式市場で、日経平均株価は前営業日比１４７円７０銭高の２万０４５０円６１銭となり、反発して始まった。前日の米国株高やドル高／円安の進行を支えに、主力株に買いが入っている。日産自動車や野村、ＮＴＴドコモなど堅調な決算内容を示した銘柄が上昇している。