［ニューヨーク　１０日　ロイター］ - 米連邦準備理事会（ＦＲＢ）のフィッシャー副議長は１０日、ブルームバーグＴＶに対し、米国のインフレ率は「非常に低い」ものの、一時的な状態であるとする一方、米経済は完全雇用に近づいていると述べた。

［北京　１０日　ロイター］ - 中国銀行業監督管理委員会（銀監会）は１０日、国内商業銀行の不良債権（ＮＰＬ）比率が第２・四半期に０．１１ポイント上昇し、６月末時点で平均１．５％になったと発表した。

［パリ　１０日　ロイター］ - 経済協力開発機構（ＯＥＣＤ）が発表した６月のユーロ圏の景気先行指数（ＣＬＩ）は１００．７と、４カ月連続の上昇となった。フランスは１００．８で、前月の１００．７から上昇。イタリアも１００．９で横ばいで、成長の拡大が見込めるとしている。

ドル／円 <JPY=>　　ユーロ／ドル <EUR=>　　ユーロ／円 <EURJPY=>

［パリ　１０日　ロイター］ - フランス中央銀行は１０日、第３・四半期の成長率が０．３％になるとの見通しを明らかにした。鉱工業生産が小幅拡大し、非製造業部門も改善すると予想した。月次調査で明らかにした。

［東京　１０日　ロイター］ - 日銀は１０日公表した８月の金融経済月報で、生鮮食品とエネルギーの影響を除いた消費者物価指数が６月は前年比で０．７％上昇したと公表した。政策運営の目安とする生鮮を除くコアＣＰＩは同０．１％の上昇にとどまっているが、エネルギー価格下落の影響を取り除けば物価の上昇基調が明確になっている。もっとも、生鮮・エネルギーを除く指数の伸びは５月と横ばいにとどまっており、今後の動向が注目される。

［東京　１０日　ロイター］ - 午後３時のドル／円は、前週末ニューヨーク市場午後５時時点と比べ、ややドル高／円安の１２４円前半。商業決済が集中する五・十日ということもあり、仲値にかけては実需のフローが下支えした。午後は日経平均株価がプラス圏に浮上して上げ幅を拡大し、ドル／円は底堅く推移した。

［東京　１０日　ロイター］ - 東京株式市場で日経平均は４日続伸。米雇用統計発表後の米国株安やドル安／円高進行を受けて、序盤は主要銘柄を中心に売りが先行した。

［東京　１０日　ロイター］ - 内閣府が１０日に発表した７月消費動向調査によると、消費者態度指数（一般世帯）は、前月から１．４ポイント低下し４０．３となった。２カ月ぶりに悪化した。前年比は０．６ポイントの低下となった。

［東京　１０日　ロイター］ - 九州電力は１０日、川内原発１号機（鹿児島県薩摩川内市）を１１日に再稼働させると発表した。２０１３年７月施行の新規制基準の下で初の運転再開となる。これにより２０１３年９月以降続いていた「原発稼働ゼロ」が１年１１か月ぶりに終わる。