［ニューヨーク　１９日　ロイター］ - １９日のニューヨーク外為市場では、ドルが下落した。公表された７月２８─２９日分の米連邦公開市場委員会（ＦＯＭＣ）議事要旨で、米連邦準備理事会（ＦＲＢ）の利上げ時期を示す手がかりが明確に示されなかったことで、９月利上げを予想していた市場参加者が買い持ちにしていたドルを売った。

［　１９日　ロイター］ - 米資産運用ジャナス・キャピタル・グループのビル・グロース氏は１９日、金融市場の状況が経済情勢よりも優先事項であることを踏まえ、米連邦準備理事会（ＦＲＢ）が９月に利上げすることを想定しているとの見解を示した。

［１９日　ロイター］ - ＜為替＞　ドルが下落。同日午後に米連邦公開市場委員会（ＦＯＭＣ）議事要旨の発表を控え慎重なムードが強まった。７月２８─２９日のＦＯＭＣ議事要旨をめぐっては、米連邦準備理事会（ＦＲＢ）が９月に利上げを開始するシグナルを示す可能性があるとして注目されている。

［ワシントン　１９日　ロイター］ - 米連邦準備理事会（ＦＲＢ）が１９日、７月２８─２９日開催の連邦公開市場委員会（ＦＯＭＣ）議事要旨を公表した。

［アムステルダム　１９日　ロイター］ - オランダ議会は１９日、第３次ギリシャ支援を支持しないとする動議を否決し、同支援策は事実上承認された。

［アムステルダム　１９日　ロイター］ - ユーロ圏財務相会合（ユーログループ）のデイセルブルム議長（オランダ財務相）は１９日、前週末に正式合意された第３次ギリシャ支援について、国際通貨基金（ＩＭＦ）の参加に向けユーロ圏とＩＭＦは最終的に合意できるとの見方を示した。

［１９日　ロイター］ - ＜中国・香港市場＞ 中国株式市場は、前場での急落分を取戻し、反発して取引を終えた。中国人民銀行（中央銀行）が市場の混乱を鎮めようと、前日に引き続き短期金融市場に資金を追加供給したことを好感した。

［ワシントン　１９日　ロイター］ - 米労働省が１９日発表した７月の消費者物価指数（ＣＰＩ、季節調整済み）は前月比０．１％上昇し、６カ月連続のプラスとなった。市場予想は０．２％上昇だった。６月は０．３％上昇していた。

［ベルリン　１９日　ロイター］ - ドイツ議会は１９日、ギリシャ向け第３次支援を賛成多数で承認した。投票結果は賛成４５４、反対１１３、棄権１８だった。先月の第３次支援交渉の承認投票では反対が１１９だった。

［東京　１９日　ロイター］ - 富士重工業は１９日、中国・天津市で起きた大規模爆発事故を受け、同国華北部向け輸出車の荷揚げを天津港から上海港へ一時的に変更する方針を明らかにした。車両の一時保管場所は立ち入りが今も規制されており、通常業務ができない状況にある。