［アンカラ　４日　ロイター］ - トルコで開かれている２０カ国・地域（Ｇ２０）財務相・中央銀行総裁会議で採択される声明で、各国中央銀行は資本の逃避を防ぐために金融政策を注意深く調整するとの見解が示されることが、ロイターが入手した草案で明らかになった。ただ声明草案には、米連邦準備理事会（ＦＲＢ）による利上げが成長に対するリスクになるとの見解は盛り込まれていない。

［東京　４日　ロイター］ - 関係筋によると、日銀は１４、１５日に開く金融政策決定会合で、海外経済判断の下方修正を検討する。先進国を中心に回復基調にあるとの見方は維持する方向だが、中国を中心としたアジアの新興国経済の減速が長引いていることを重視しているもようだ。

［アンカラ　４日　ロイター］ - トルコで開かれている２０カ国・地域（Ｇ２０）財務相・中央銀行総裁会議に出席しているロシア代表筋によると、先進国が利上げすると世界経済に深刻なリスクになるとの新興市場国の主張は、声明に盛り込まれることは拒否された。

［４日　ロイター］ - ＜ソウル市場＞　反落。過去約２週間で下げ幅は最大となった。米利上げの開始時期をめぐり手がかりが得られる可能性がある、米雇用統計の発表を控え、投資家は警戒感を高めている。

［東京　４日　ロイター］ - 関係筋によると、日銀は１４、１５日に開く金融政策決定会合で、海外経済判断の下方修正を検討する。先進国を中心に回復傾向にあるとの見方は維持する方向だが、中国を中心としたアジアの新興国経済の減速が長引いていることを重視しているもよう。

［東京　４日　ロイター］ - 国際通貨基金（ＩＭＦ）アジア太平洋局のカルパナ・コーチャー副局長は４日、都内でロイターのインタビューに応じ、日本経済は「浮き沈みが激しい」との見方を示した。一方、日銀の追加緩和の是非をめぐっては、短期的な経済の下振れに対応するのではなく、あくまでインフレ期待の動向次第だと語った。

［東京　４日　ロイター］ - 東大日次物価指数が上昇率を高めている。直近の９月１日を基準にした週間ベースは前年比１．５％上昇した。スーパーの特売が減少する一方、食品価格の値上げが相次いでいることが影響したとみられる。このまま物価の基調が強くなっていくのかどうか、日銀も注目しそうだ。

［東京　４日　ロイター］ - 日本経済新聞社は４日、日経平均株価の構成銘柄の定期見直しで、ディー・エヌ・エーと長谷工コーポレーションの２銘柄を採用すると発表した。日東紡績と平和不動産は除外する。１０日１日の算出から入れ替える。

［東京　４日　ロイター］ - シンガポールを拠点とする投資ファンド、エフィッシモ・キャピタル・マネージメントは、８月３１日現在で、リコー 株の８．６１％、川崎汽船 株の６．１８％を取得した。

［アンカラ　４日　ロイター］ - ２０カ国・地域（Ｇ２０）財務相・中央銀行総裁会議の関係者によると、新興国市場は米連邦準備理事会（ＦＲＢ）の利上げの可能性とタイミングについて懸念を表明しているが、声明にはＦＲＢは利上げすべきでないとの文言は盛り込まれない見通し。