［東京　１０日　ロイター］ - 東京証券取引所は１０日、日本郵政と傘下のゆうちょ銀行、かんぽ生命保険の３社から申請があった株式上場を正式に承認した。過去に例のない「３社同時上場」は１１月４日となり、２００５年の小泉改革以降、１０年にわたり曲折を続けた民営化が動き出す。政府は、２、３年に１回のペースで郵政株を売却し、復興財源４兆円を確保する方針だ。

［東京　１０日　ロイター］ - ２０１５年７─９月期国内総生産（ＧＤＰ）を占う夏場の指標が、７月に続き８月も軒並み悪化している。一部ではマイナス成長の観測も出ているが、２期連続マイナスに転落するかどうかは、輸出や生産のデータにかかっている。ただ、８月の中国貿易統計で輸入が大幅に減少しており、先行きは楽観できない。東南アジアにも減速が波及しつつあり、１５年度に１％成長を確保するのは困難との見方が広がっている。

［東京　１０日　ロイター］ - 午後３時のドル／円は、前日ニューヨーク市場午後５時時点に比べ、ドル高／円安の１２０．８１／８３円だった。日経平均株価が下げ幅を８００円超に拡大した場面では１２０円を割り込んだが、午後にかけて株価が下げ幅を縮める中で、ドル／円も値を持ち直しジリ高での推移となった。

［北京　１０日　ロイター］ - 中国汽車工業協会（ＣＡＡＭ）が発表した８月の国内自動車販売台数は前年比３．０％減となった。前月は７．１％減だった。

［東京　１０日　ロイター］ - 正午のドル／円は、前日ニューヨーク市場午後５時時点に比べ、ややドル安／円高の１２０．４０／４２円だった。日経平均株価が下げ幅を８００円超に拡大した場面で１２０円を割り込んだが、株価が下げ幅を削るとドル／円も持ち直した。

［北京　１０日　ロイター］ - 中国商務省の国際貿易関係当局の高官は、今年は輸出がプラスの伸びを示し、輸入は減少ペースが和らぐとの見方を示した。中国の対外貿易のファンダメンタルズ（基礎的条件）は変わっていないとの見解も示した。新華社が１０日伝えた。

［北京　１０日　ロイター］ - 中国国家統計局の高官は１０日、８月の消費者物価（ＣＰＩ）が上昇したことについて、食品価格の上昇が加速したことが主因との見解を明らかにした。

［東京　１０日　ロイター］ - 東京証券取引所は１０日、日本郵政と傘下のゆうちょ銀行、かんぽ生命保険の上場を承認する。上場日は１１月４日となり、２００５年の小泉改革以来、曲折を続けた民営化が本格的に動きだす。

［東京　１０日　ロイター］ - 日銀が１０日に発表した８月の企業物価指数（ＣＧＰＩ）速報によると、国内企業物価指数（２０１０年＝１００．０）は前年比３．６％下落となった。これは２００９年１２月の３．８％下落以来、５年８カ月ぶりの大きなマイナス幅となる。

［ロンドン　１０日　ロイター］ - 英王立公認不動産鑑定士協会（ＲＩＣＳ）が１０日発表した調査結果によると、８月のＲＩＣＳ住宅価格（「上昇」との回答から「下落」との回答を引いた数値）はプラス５３となり、７月のプラス４４から大幅に上昇。２０１４年５月以来の高水準となった。