［東京　１１日　ロイター］ - 不動産投資会社のビーロットの宮内誠社長は、ロイターとのインタビューで、日本国内には潜在力が十分に生かされていない不動産が多いとし、今後もそのような物件に投資し、収益を最大化させる機会が多いとの見解を示した。

［東京　１１日　ロイター］ - 郵政民営化委員会は１１日、民営化推進のあり方について総務省と金融庁から聞き取りを行った。焦点のゆうちょ銀行やかんぽ生命の限度額引き上げについては総務省が理解を示す一方、金融庁は資産運用の難しさなどからゆうちょ銀のこれ以上の資産規模拡大をけん制。

［北京／上海　１１日　ロイター］ - 中国人民銀行が１１日発表した８月の新規人民元建て融資は８０９６億元で、７月の１兆４８００億元から減少し、ロイターがまとめたアナリスト予想の９０００億元も下回った。政府による株価支援策の影響が縮小した。８月のマネーサプライＭ２伸び率は前年同月比１３．３％で、予想の１３．２％を小幅ながら上回った。

［北京／上海　１１日　ロイター］ - 関係筋によると、中国人民銀行は、非居住者預金口座（ＮＲＡ）を開設している外国人の外貨購入を監視するよう国内銀行に通達した。関係筋によると、銀行は、ＮＲＡ口座保有者が人民元を外貨に両替する際、正当な理由があるかをチェックする必要がある。

［東京　１１日　ロイター］ - 政府は１１日夕、首相官邸で経済財政諮問会議（議長：安倍晋三首相）を開いた。伊藤元重東大教授ら民間議員は、中国経済の減速を念頭に、内需強化に向けた「民間需要構造強化プログラム」を提言した。

［セブ（フィリピン）　１１日　ロイター］ - 中国財政省の史耀斌次官は、国内株式・通貨市場の最近のボラティリティの高さは一時的との見解を示した。同次官はアジア太平洋経済協力会議（ＡＰＡＣ）財務相会合後の会見で、「ここ１カ月の為替レートの動きは、完全にテクニカルな理由や要因によるもので、将来の金融市場の安定性には影響しない」と述べた。

［東京　１１日　ロイター］ - 人民元相場をめぐり、中国がジレンマに遭遇している。人民元を買い支えれば国内の流動性を吸い上げ、デフレ経済を一段と悪化させるリスクを高める一方で、人民元安を容認すれば、借金まみれの民間部門の返済負担を重くする。

［東京　１１日　ロイター］ - 午後３時のドル／円は、前日ニューヨーク市場午後５時時点に比べ小幅にドル高／円安の１２０．７６／７８円付近だった。朝方には株価の戻りを眺めてドル／円も上昇したが、来週に米連邦公開市場委員会（ＦＯＭＣ）を控えており、仲値公示後は動意に乏しくなった。午後にかけ、徐々に様子見ムードが強まった。

［東京　１１日　ロイター］ - トヨタ自動車は１１日、岩手、宮城両県にある３工場の操業を今夕から再開することを決めた。同３工場は、大雨の影響で午前の操業を停止していた。施設に被害は出ていないという。

［ロンドン　１０日　ロイター］ - ２０カ国・地域（Ｇ２０）が今日、世界経済と金融市場について声明をまとめるとしたら、以下のような内容でもさほどおかしくないだろう。