［東京　１６日　ロイター］ - 午後３時のドル／円は、前日ニューヨーク市場午後５時時点に比べてドル安／円高の１２０．１１／１３円だった。あすの米連邦公開市場委員会（ＦＯＭＣ）の結果発表を前に様子見ムードが強まった。朝方から午後にかけて株価を眺めながらジリジリと水準を切り下げたものの、明確な方向感は出なかった。

［ソウル　１６日　ロイター］ - 韓国がいわゆる「ゾンビ企業」への対応に乗り出している。景気の先行きがさえず、一部企業が巨額の赤字を抱えるなか、危機感を募らせた韓国は今年１１月、政府と銀行が出資する初の企業再編機構を設立する。

［香港　１６日　ロイター］ - 香港金融管理局（ＨＫＭＡ、中央銀行に相当）のノーマン・チャン長官は１６日、現行の米ドルペッグ制は香港にとって最良のシステムであり、変更する計画や意向はないと表明した。

［北京　１６日　ロイター］ - 中国国家発展改革委員会（発改委）固定資産投資局の許昆林局長は１６日、当局が地方政府から１兆元の未消化予算を没収したとするロイターの報道について、未消化の財政規模は約２０００億元（３１４億１０００万ドル）だと述べ、報道内容は不正確だと指摘した。

［東京　１６日　ロイター］ - 正午のドル／円は１２０．２３円付近。午前の外為市場では、ドルが１２０円前半で方向感のない小幅な値動きに終始した。ユーロは１．１２８７ドルまで反発し、海外市場での下落分を一部取り戻した。

［東京　１６日　ロイター］ - 前場の東京株式市場で、日経平均株価は前営業日比１７４円５９銭高の１万８２０１円０７銭と続伸した。米国株の上昇や円相場の弱含みなどを手掛かりに自動車株や電機株などを中心に買い優勢となった。日経平均は一時２６５円高となったが、上海株の値動きがさえず、次第に利益確定売りに押され伸び悩んだ。

［北京　１６日　ロイター］ - 中国商務省が１６日発表した１─８月の中国の非金融対外直接投資は、前年同期比１８．２％増の４７３４億元（約７４３億４０００万ドル）となった。８月単月では前年同月比７．０％増の１３５億ドルだった。

［上海／香港　１５日　ロイター］ - 中国当局がこのほど、商品（コモディティ）を取り扱う主要取引所に対し、先物市場における「プログラム売買行為を規制する」ルールを起草するよう求めたことが分かった。事情に詳しい複数の関係筋が明らかにした。

［ワシントン　１５日　ロイター］ - オバマ米大統領は、訪米する中国の習近平国家主席を２５日に国賓としてもてなす。ホワイトハウスが１５日に発表した。大統領夫妻は２５日に中国主席夫妻を歓迎する公式晩さん会を催す。

［ベルリン　１５日　ロイター］ - ドイツ連邦銀行のワイトマン総裁は、国内紙のインタビューで、金融政策の緩和スタンスは持続的成長を支援することはなく、いずれリスクが生じると述べ、欧州中央銀行（ＥＣＢ）政策への警戒感を示した。