［ニューヨーク　２９日　ロイター］ - ロイターが実施したストラテジスト対象の調査によると、今年末時点のＳ＆Ｐ総合５００種指数の予想中央値は２０９４ポイントと、６月調査の２２０２ポイントから下がった。世界経済減速への懸念や米利上げの先行き不透明感が重しとなった。ただ、最近の相場の落ち込みからは持ち直すとみられている。

［ベルリン　２９日　ロイター］ - ドイツのガブリエル経済相は２９日、同国自動車大手フォルクスワーゲン（ＶＷ）が迅速かつ徹底的に排ガス不正操作問題に対処すれば、ドイツ経済に悪影響をもたらすことはないとの見解を示した。

［ベルリン　２９日　ロイター］ - ドイツ連邦統計庁が発表した９月の消費者物価指数（ＣＰＩ）速報値は、欧州連合（ＥＵ）基準で前年比０．２％低下し、８カ月ぶりにマイナスに転じた。ユーロ圏全体でもマイナスに沈む公算があり、欧州中央銀行（ＥＣＢ）が追加緩和に踏み切る可能性が高まった。

＜東南アジア市場＞　大半が下落して引けた。今週発表が予定されている主要経済指標から世界経済についての手掛かりを探ろうとする投資家が多かった。一方、ジャカルタ市場の株価は、政府が新たに発表した景気刺激策を好感して回復した。

［東京　２９日　ロイター］ - マツダは２９日、「すべてのガソリンおよびディーゼルエンジンを各国の規制に厳格に適合させている」との声明を発表、自社のホームページに掲載した。

［東京　２９日　ロイター］ - 豪潜水艦の共同開発候補に名乗りを挙げている日本が、必要な技術を移転し、現地で建造する本格的な検討に入った。競合するドイツとフランスに比べ、オーストラリア国内で造ることに後ろ向きとみられていた日本は、現地建造の姿勢を明確にして巻き返しを図る。

［ブリュッセル　２９日　ロイター］ - 欧州委員会が２９日発表した９月のユーロ圏景況感指数は１０５．６と、前月の１０４．１から上昇し、２０１１年８月以来４年ぶりの高水準を更新した。ロイターがまとめたエコノミスト予想の１０４．１を上回った。

［ブリュッセル　２９日　ロイター］ - 欧州委員会は２９日、ドイツの自動車大手フォルクスワーゲン（ＶＷ）によるディーゼル車の排ガス不正問題にからみ、欧州における新型車認証制度を見直す素案に関して年内に合意すると明らかにした。

［東京　２９日　ロイター］ - 世界的な株安が再び進行している。中国経済減速の影響が投資家の自信を支えてきたミクロの企業業績に明確に表れてきたことで、先行き不透明感が台頭。海外短期筋だけでなく、長期投資家もリスク資産のポジションを削減し始めたという。日経平均は連日の大幅安となり、８カ月ぶりの安値に沈んだ。

［東京　２９日　ロイター］ - 民事再生手続き中のスカイマークは２９日、経営再建に向けた新経営体制を発足させた。１００％減資を同日に実施するとともに、インテグラル、ＡＮＡホールディングス、政策投資銀行と三井住友銀行の折半出資ファンドといったスポンサーが計１８０億円を出資し、新たな株主となって経営再建を本格化させる。