［３０日　ロイター］ - ＜為替＞　ドルが上昇。９月のＡＤＰ全米雇用報告で民間雇用者数が６月以来の大幅増となり、米連邦準備理事会（ＦＲＢ）の年内利上げを示唆する内容でだったことを受けて買われた。ドルは四半期ベースでも上昇した。

［ワシントン　３０日　ロイター］ - 国際通貨基金（ＩＭＦ）のラガルド専務理事は、新興国の継続的な経済減速により、今年の世界経済は成長が鈍化し、２０１６年もわずかな回復にとどまるとの見方を示した。

［ニューヨーク／ロンドン　３０日　ロイター］ - 国際通貨基金（ＩＭＦ）が発表した第２・四半期の世界の外貨準備高に関するデータによると、外貨準備に占めるドルの比率が５四半期ぶりに低下した。

［ニューヨーク　３０日　ロイター］ - ニュージーランドのキー首相は３０日、環太平洋連携協定（ＴＰＰ）交渉が今週、大筋合意に至る可能性があるとの認識を表明した。

［ロンドン　３０日　ロイター］ - 格付け会社スタンダード・アンド・プアーズ（Ｓ＆Ｐ）は、欧州中央銀行（ＥＣＢ）が今後数カ月に資産買い入れの規模を２倍にする可能性があるとの見方を示した。また中国経済が想定以上に落ち込むシナリオを検討していると明らかにした。

［３０日　ロイター］ - ＜中国・香港市場＞　中国株式市場は小幅に反発して取引を終えた。ただ、経済減速が企業利益に 打撃を与えるとの懸念が高まったことで、７─９月では３０％近く下落し、金融危機のさなかにあった２００８年第１・四半期以来の下げ幅となった。

［上海　３０日　ロイター］ - 中国経済は公式統計では７％のペースで成長しているが、ロイターが多国籍企業の中国事業幹部１３人に行ったインタビューでは、９人が実際の成長率は３─５％程度ではないかと感じていると答えた。９人は銀行、消費財メーカー、広告、重機、商業用不動産業界の幹部。

［北京　３０日　ロイター］ - 中国財政省は３０日、中国工商銀行など国内大手行が、官民パートナーシップ（ＰＰＰ）事業に投資する基金に参加したことを明らかにした。

［ジュネーブ　３０日　ロイター］ - 世界貿易機関（ＷＴＯ）は３０日、２０１５年と１６年の世界貿易の伸び率について、当初の予想を下方修正した。今年上期の平均伸び率が低下し、０．７％となった。

［ブリュッセル／フランクフルト　３０日　ロイター］ - 欧州連合（ＥＵ）統計局が発表した９月のユーロ圏消費者物価指数（ＣＰＩ）速報値は前年比０．１％低下となり、市場予想（変わらず）を下回った。