［東京　５日　ロイター］ - 午後３時のドル／円は、ニューヨーク市場２日午後５時時点に比べ、若干ドル高／円安の１２０円付近。明日から２日間の日程で始まる日銀金融政策決定会合での追加緩和に期待を寄せる一部の海外投機筋もあるなか、株高が好感され下値は堅い。ただ、大方の予想では金融政策据え置きが見込まれるほか、今週から本格化する米企業決算への警戒感もあり、１２０円台では上値の重さが意識された。

［東京　５日　ロイター］ - 新興国通貨の対ドルでの下落が、日本企業の収益を圧迫している。これまで米利上げ観測の強まりでブラジル・レアル<BRL=>やロシア・ルーブル<RUB=>などが下落してきたが、部品や材料の調達が「外国から外国」の場合、基軸通貨のドルに対する下落はコスト増となる。

［ボストン　５日　ロイター］ - 米ボストン地区連銀のローゼングレン総裁は、９月の米雇用統計について「弱かった」との認識を示す一方、依然として年内の利上げを予想している、と述べた。ロイターとのインタビューで語った。

［東京　５日　ロイター］ - 郵政民営化委員会の増田寛也委員長は５日の会見で、日本郵政グル―プ３社の上場にあたって進めている民営化をめぐる議論について、早期に結論を出すことは難しいとあらためて述べた。

［マンチェスター（英国）　５日　ロイター］ - 英国のオズボーン財務相は５日、マンチェスターで始まった与党・保守党の党大会で、野党・労働党の人気政策でもある国内のインフラ投資促進策を発表する。事前に公表された演説原稿によると、同相は政府が２０２０年までに５０億ポンド（７６億ドル）を投資。

［ロンドン　２日　ロイター］ - ドイツ銀行は、ドイツの２０１６年の国内総生産（ＧＤＰ）が１．９％増加するという予想を示し、従来予想の１．７％増から上方修正した。大量の移民流入が消費を最大０．５％ポイント押し上げるとの見方を示した。

［東京　５日　ロイター］ - 厚生労働省が５日発表した８月の毎月勤労統計調査（速報）によると、物価の変動を考慮した実質賃金は前年比０．２％増となり、２カ月連続でプラスとなった。伸び率は鈍化したが、物価を上回る賃金の伸びがかろうじて維持された。

［東京　５日　ロイター］ - 寄り付きの東京株式市場で、日経平均株価は前営業日比１９５円８７銭高の１万７９２１円００銭と続伸して始まった。寄り後に上げ幅は２００円を超え、９月１８日以来の１万８０００円回復と強含んでいる。

［ボストン　３日　ロイター］ - 米ニューヨーク連銀のダドリー総裁は３日、米国は、幅広いリスクから金融システムと経済を守るマクロプルーデンス手段の実施には「程遠い」状態にあるとの認識を示した。その理由として、金融システムの監督構造上の課題と危機予測の難しさを挙げた。

［ローマ　３日　ロイター］ - イタリア経済紙イル・ソーレ・２４オレは３日、独フォルクスワーゲン（ＶＷ）の排ガス不正操作問題を受けて、伊当局が主要自動車メーカー８社のディーゼル車約８０種類を調査すると報じた。運輸省の書類を入手したとしている。