［ロンドン　２日　ロイター］ - マークイットが２日発表した１０月のユーロ圏製造業購買担当者景気指数（ＰＭＩ）改定値は５２．３と前月の５２．０から小幅上昇した。速報値は５２．０だった。販売価格が引き下げられ、欧州中央銀行（ＥＣＢ）の大規模な刺激策が製造業の押し上げにほとんど効果を見せていないことが示された。

［ロンドン　２日　ロイター］ - モルガン・スタンレーは２日、年末のユーロ／ドルの予想レートを１ユーロ＝１．１３ドルから１．０６ドルに引き下げた。欧州中央銀行（ＥＣＢ）が１２月の理事会で中銀預金金利を１０ベーシスポイント（ｂｐ）引き下げ、月額の資産買い入れ額も来年１月から１５０億ユーロ増額され７５０億ユーロになると予想した。

［東京　２日　ロイター］ - 日産自動車は２日、タカタ製エアバッグ部品の不具合でリコール対象となっていた車両の助手席に乗車していた女性が軽傷を負ったと発表した。対象車両は、今年５月にリコールを届け出た２００６年８月３０日生産の「エクストレイル」。

［東京　２日　ロイター］ - 大手百貨店４社が２日に発表した１０月売上高速報は、そろって前年比プラスとなった。休日が１日多かったことに加え、台風が２回上陸した前年同月に比べて天候に恵まれた。訪日外国人による免税売上高は、中国の景気減速や免税対象拡大から１年経過したことで伸び率鈍化が懸念されていたが、各社ともほぼ倍増となっている。

［東京　２日　ロイター］ - 政府の経済財政諮問会議（議長：安倍晋三首相）の民間議員は２日、名目国内総生産（ＧＤＰ）６００兆円の目標達成に向け、供給面の強化を提言する方針を固めた。女性や若者の正規社員としての登用を進めて雇用を促進し、潜在成長率を２％程度に引き上げるよう求める。政府筋がロイターに明らかにした。

［北京　２日　ロイター］ - 中国国家発展改革委員会（ＮＤＲＣ）は２日、河南省と安徽省を結ぶ高速鉄道建設計画を承認したことを明らかにした。プロジェクトの規模は４２７億元（６７億ドル）。

［東京　２日　ロイター］ - 常陽銀行と足利ホールディングスは２日、２０１６年１０月１日付で経営統合すると発表した。株式交換による統合で、常陽銀１株に対して統合持ち株会社（現足利ＨＤ）株１．１７０株を割り当て交付する。関東圏などでの経営基盤をさらに強固にする。

［東京　２日　ロイター］ - 東京株式市場で日経平均は４日ぶりに反落した。前週末の米株安や円強含みなどさえない外部環境のなかで、序盤から利益確定売りが先行。前週金曜日に政策期待から上昇した分の反動もあり、日経平均は一時４４１円安となった。

［北京　２日　ロイター］ - 中国の民間会社２社が行った調査によると、同国の１０月の住宅価格は前年比で３カ月連続の上昇となった。政府が打ち出した支援策を背景に、住宅市場の安定化の兆しが示された。

［東京　２日　ロイター］ - 正午のドル／円<JPY=EBS>は１２０．４０円付近。３０日のニューヨーク市場終盤に比べ小幅にドル安／円高となった。