［ニューヨーク　２０日　ロイター］ - ２０日の米国株式市場は反発して取引を終えた。ヘルスケアやテクノロジー、一般消費財関連の株が買われ全体水準を押し上げた。投資家は、１２月に見込まれる利上げの先を見据えているもようだ。

［ワシントン　２０日　ロイター］ - 米国務省は日本に対し３機の小型無人飛行機（ドローン）を販売することを承認した。米国防総省が２０日、明らかにした。契約総額は１２億ドルとなる。

［ワシントン　２０日　ロイター］ - 独フォルクスワーゲン（ＶＷ）は米当局に対し、スポーツ多目的車（ＳＵＶ）と大型高級車の排ガス不正問題について、これまでに指摘されたものに加え７万５０００台でも不正があったと報告した。不正は２００９年型車から行われていたとしている。米環境保護局（ＥＰＡ）が２０日、明らかにした。

［フォート・スミス（米アーカンソー州）　２０日　ロイター］ - ブラード米セントルイス地区連銀総裁は２０日、利上げ再開以降、連邦準備理事会（ＦＲＢ）が政策を決定する際、会合ごとにもっと不確実性があってよいとの考えを示した。

［ブリュッセル　２０日　ロイター］ - 欧州委員会が発表した１１月のユーロ圏消費者信頼感指数（速報値）はマイナス６．０となり、前月から１．６ポイント改善した。

［ブリュッセル　２０日　ロイター］ - ユーロ圏財務次官は２０日、ギリシャへの次回融資実施をめぐり協議するが、最終決定は来週２３日になる見込みだ。

［ロンドン　２０日　ロイター］ - 英国立統計局（ＯＮＳ）が発表した１０月の公的部門純借入額（国有銀行を除く）は８２億ポンド（１２５億ドル）と、前年同月の７１億ポンドから増加し、２００９年以来の高水準となった。今年度の借入目標の達成は一層困難になったもよう。

［フランクフルト　２０日　ロイター］ - 欧州中央銀行（ＥＣＢ）理事会メンバーのワイトマン独連銀総裁は２０日、景気の先行きに悲観的になる必要はなく、ＥＣＢがこれまでに講じた措置の効果が表れるまでには時間がかかると述べ、追加緩和に否定的な姿勢を示した。

［フランクフルト　２０日　ロイター］ - 欧州中央銀行（ＥＣＢ）のドラギ総裁は２０日、資産買い入れプログラムと中銀預金金利の調整を利用可能なツールとして指摘し、インフレ率を押し上げるために早急に措置を講じる用意があることを示唆した。フランクフルトで開催された会合で講演した。

［広州　２０日　ロイター］ - 低迷の懸念が高まっている中国自動車市場で、唯一の成長部門と目されるＳＵＶ（スポーツ用多目的車）。そのブームに乗り遅れまいと必死の拡大を図る自動車各社だが、相次ぐ新モデル投入によって市場はすでに飽和状態に近づきつつあり、かつてほどの利益は享受できない可能性が高い。