［ニューヨーク　３０日　ロイター］ - ３０日の米国株式市場は下落して引けた。世界の主要中央銀行の動向に対する警戒感が広がるなか、消費関連株やヘルスケア関連株などを中心に売りが出た。

［ニューヨーク　３０日　ロイター］ - ３０日のニューヨーク外為市場では、ドルがやや上昇した。欧州中央銀行（ＥＣＢ）が３日にも追加緩和に踏み切るとの見方でユーロがドルに対して値を下げ、引き続き残る日銀の緩和期待を背景に円も弱かった。

［ワシントン　３０日　ロイター］ - 全米リアルタ−協会（ＮＡＲ）が３０日発表した１０月の中古住宅販売仮契約指数は前月比０．２％上昇の１０７．７だった。３カ月ぶりにプラスへ転じたものの、市場予想の１．０％上昇を大きく下回った。

［ニューヨーク　３０日　ロイター］ - 前ニューヨーク市長のマイケル・ブルームバーグ氏が、米国内の人民元決済拠点設立を推進する団体のトップを務めることになった。団体が３０日、明らかにした。

［アテネ　３０日　ロイター］ - ギリシャのチャカロトス財務相は３０日、ギリシャは債務軽減についてユーロ圏と来年２月に合意したいとの立場を示した。ただユーロ圏当局者からは懐疑的な見方も出ている。

［ニューデリー　３０日　ロイター］ - インド政府が３０日発表した７─９月期の国内総生産（ＧＤＰ）は前年比７．４％増と、４─６月期の７％から加速、中国の成長率である６．９％を上回った。市場予想は７．３％だった。

［パリ　３０日　ロイター］ - カタール航空は、関西国際空港への直行便を「商業上の理由」で来年４月に撤退すると発表した。

同航空は過去に、接続に便利で収益にも寄与する時間に日本の発着枠を得られないとの懸念を示していた。

［ロンドン　３０日　ロイター］ - イングランド銀行（英中央銀行、ＢＯＥ）が３０日発表した１０月の住宅ローン承認件数は６万９６３０件となり、前月の６万９０１２件から増加した。ロイターがまとめたアナリスト予想の７万件は下回った。

［ソウル　３０日　ロイター］ - 韓国国会は３０日、最大の貿易相手国である中国との自由貿易協定（ＦＴＡ）を批准した。

中韓両国は今年６月にＦＴＡに署名。年内の発効を目指している。

［東京　３０日　ロイター］ - 年金積立金管理運用独立行政法人（ＧＰＩＦ）は３０日、２０１５年７―９月の運用損失が７兆８８９９億円だったと発表した。世界的な株安の影響で利回りは５．５９％のマイナスとなり、安倍内閣が主導した昨年１０月の運用改革後、初めての赤字に陥った。年金資産の積立金は１３５兆１０８７億円と、過去最大に膨らんだ６月末の１４１兆１２０９億円からおよそ６兆円減少した。