［東京　１０日　ロイター］ - 郵政３社の上場にあたって民営化のあり方を議論している郵政民営化委員会は１０日、ゆうちょ銀行の預入限度額やかんぽ生命の契約限度額の引き上げの是非を含めた調査・審議の「視点」をまとめた。増田寛也委員長は会見で、議論は進んでいるが、さらに慎重に委員間で検討する必要があるとした。

［北京　１０日　ロイター］ - 中国国家外為管理局（ＳＡＦＥ）国際収支司の王春英・副司長は、政府による的を絞った政策により、資金流出と人民元に関する憶測の拡大は限定的になったと述べた。北京で開催された記者会見での発言。

［北京　１０日　ロイター］ - 中国国務院（内閣に相当）は中国遠洋運輸集団（ＣＯＳＣＯ）と中国海運集団の国有海運大手２社の合併を承認した。ニュースサイト「財新網」が匿名の関係筋の話として報じた。

［北京　１０日　ロイター］ - 中国国家外為管理局（ＳＡＦＥ）の高官は１０日、外貨準備の緩やかな減少は許容可能との認識を示した。

［ニューヨーク　８日　ロイター］ - 米フェデラルファンド（ＦＦ）金利先物の取引がここ数週間で減少している。これは、米連邦準備理事会（ＦＲＢ）が事実上のゼロ金利政策の終了を決めた場合、今より高い目標レンジへの金利誘導が可能かどうかをめぐり懸念があることを示している可能性がある。

［上海　１０日　ロイター］ - 中国人民銀行は１０日、人民元の対ドル基準値<CNY=SAEC>を１ドル６．４２３６元に設定した。

［東京　１０日　ロイター］ - 財務省と内閣府が１０日発表した１０―１２月期期法人企業景気予測調査によると、企業の景況感を示す景況判断指数（ＢＳＩ）は、大企業製造業でプラス３．８となり、２期連続で上昇した。

［ベルリン　９日　ロイター］ - ドイツのショイブレ財務相、ガブリエル経済相、１６州の財務相らで構成される安定委員会（Stability Council）は９日、来年の予算について、難民の大量流入にもかかわらず、均衡に近い水準になるとの見通しを示した。ただ、見通しの評価は困難になっていると指摘した。

＜為替＞　ドルがユーロに対して約１か月ぶり安値に下落した。欧州中央銀行（ＥＣＢ）理事会メンバーのノボトニー・オーストリア中央銀行総裁が、ＥＣＢと米連邦準備理事会（ＦＲＢ）の金融政策の方向性の違いについて懐疑的な見方を示したことで、ユーロ／ドル<EUR=>は１．１０ドル台に上昇。ドル売りは円など他の主要通貨に対しても波及し、市場参加者はドルの買い持ちポジションの調整売りを行った。

［ニューヨーク　９日　ロイター］ - 終盤のニューヨーク外為市場では、ドルがユーロに対して約１か月ぶり安値に下落した。欧州中央銀行（ＥＣＢ）理事会メンバーのノボトニー・オーストリア中央銀行総裁が、ＥＣＢと米連邦準備理事会（ＦＲＢ）の金融政策の方向性の違いについて懐疑的な見方を示したことで、ユーロ／ドル<EUR=>は１．１０ドル台に上昇。