［ロンドン　１日　ロイター］ - マークイット／ＣＩＰＳの発表によると、２月の英製造業購買担当者景気指数（ＰＭＩ）は２０１３年４月以来の水準に低下した。内需と輸出受注の低迷が響いた。

［東京　１日　ロイター］ - 日銀が１日発表した２月の債券市場サーベイによると、債券市場の機能度について「高い」との回答から「低い」との回答を差し引いたＤＩがマイナス３６となり、前回の昨年１１月調査のマイナス１３から大きく悪化した。１月２９日の日銀によるマイナス金利政策の導入決定に伴う不透明感の強まりが背景とみられている。

［東京　１日　ロイター］ - 日本取引所グループ（ＪＰＸ）は１日、２月のＪ─ＲＥＩＴ（不動産投資信託）の売買代金が１兆４２９４億円となったと発表した。前月比で約２倍に急増し、単月として過去最高を更新した。１月末に日銀がマイナス金利の導入を発表したことを受け、比較的利回りの高いＲＥＩＴに資金が流入したとみられている。

［東京　１日　ロイター］ - 経済産業省は２月２９日、鉱工業生産速報の４月（３月分速報）以降の公表時間について現在の午前８時５０分から午後３時３０分に変更すると発表した。これに対し金融市場関係者からは、国内金融市場参加者が重要指標をポジションに反映できないと批判が相次いでいる。

［香港　１日　ロイター］ - 米国のルー財務長官は１日、先週末上海で開催された２０カ国・地域（Ｇ２０）財務相・中央銀行総裁会議について、新たな通貨安競争につながりかねない競争的な通貨切り下げの回避で合意したことが重要な成果であるとの見解を示した。

［東京　１日　ロイター］ - 午後３時のドル／円は、前日ニューヨーク午後５時時点に比べわずかにドル安／円高の１１２円半ばだった。午前は株安で１１２円前半まで下押しされたが、株価の持ち直しとともに下げた分を取り戻した。

［上海　１日　ロイター］ - 中国国家統計局と財新／マークイットが１日にそれぞれ発表した２月の中国製造業購買担当者景気指数（ＰＭＩ）は、いずれも景況改善と悪化の分かれ目となる５０を下回り、予想以上の落ち込みとなった。景気をさらに冷え込ませないために刺激策が必要との見方が強まりそうだ。

［東京　１日　ロイター］ - ２月の国内新車販売台数（軽自動車を含む）は前年同月比６．４％減の４５万１３３０台で、１４カ月連続でマイナスとなった。軽自動車の販売低迷の影響が長引いているほか、愛知製鋼の事故で生産停止をしていたトヨタ自動車の供給が遅れたことが響いた。

Ｅーハウス・チャイナ・ホールディングス傘下の中国不動産情報集団（ＣＲＩＣ）の集計によると、国内主要２８８都市の２月の新築住宅価格は前年比４．３％上昇し、３月の３．４％上昇から加速し、７カ月連続の上昇となった。前月からは０．９％上昇した。１月は前月比０．７％上昇だった。

［東京　１日　ロイター］ - 日銀が１日公表した１月の貸出約定平均金利によると、都銀や地銀など国内銀行の貸出残高における平均金利が１．１０８％となり、過去最低を更新した。マイナス金利政策の導入を受け、２月以降もさらに低下する可能性が大きい。今後は実体経済への波及効果が問われることになる。