［１日　ロイター］ - 米モルガン・スタンレー・キャピタル・インターナショナル（ＭＳＣＩ）は１日、中国不動産開発会社、高銀地産（ゴールディン・プロパティーズ）やカジノ運営の博華太平洋国際（インペリアル・パシフィック）など、香港上場企業の１８社をＭＳＣＩの指数から除外したと発表した。香港上場企業の株保有をめぐっては、一部株主に集中しているとの投資家の懸念が高まっている。

［東京　２日　ロイター］ - 寄り付きの東京株式市場で、日経平均株価は前営業日比３０５円９７銭高の１万６３９１円４８銭となり、大幅続伸して始まった。前日の欧米株高やドル高／円安の進行を好感し、幅広く買いが先行。その後上げ幅を拡大し、取引時間中としては２月９日以来、約３週間ぶりに１万６５００円を回復した。

［１日　ロイター］ - ＜為替＞　ドルが対円で反発した。円高が行き過ぎたとの見方で円が売られた。またドル指数も上昇。強い内容となった２月の米供給管理協会（ＩＳＭ）製造業景気指数で米利上げ観測が広がり、欧米の金融政策の方向性の違いが意識される中、ユーロは対ドルで約１か月ぶり安値水準に下落した。

［１日　ロイター］ - ＜為替＞　ドルが対円で上昇、ユーロに対して１カ月ぶり高値をつけた。円高が行き過ぎとの見方や、２月の米ＩＳＭ製造業景気指数が市場予想を上回り、米利上げ観測が広がった。欧州中央銀行（ＥＣＢ）が１０日の理事会で、追加刺激策を公表するとの見方から、ユーロが売られた。

［ニューヨーク　１日　ロイター］ - 終盤のニューヨーク外為市場では、ドルが対円で反発した。円高が行き過ぎたとの見方で円が売られた。

［オタワ　１日　ロイター］ - カナダ統計局が１日発表した２０１５年第４・四半期の実質国内総生産（ＧＤＰ）は年率換算で前期比０．８％増となり、前四半期の２．４％（上方修正）から減速した。輸出減のほか企業投資の減退が響き、原油安がなおカナダ経済の重しとなっていることが示された。

［フランクフルト　１日　ロイター］ - ドラギ欧州中央銀行（ＥＣＢ）総裁は１日、ユーロ圏の物価動向は想定よりも弱まっており、ＥＣＢは３月の政策見直しでリスク拡大や不透明性を考慮する必要があるとの認識を示した。

［ニューヨーク　１日　ロイター］ - 米供給管理協会（ＩＳＭ）が発表した２月の製造業景気指数は４９．５と、前月の４８．２から上昇した。

［東京　１日　ロイター］ - 野村ホールディングス は１日、新年度の人事を発表した。野村証券の営業部門（リテール）担当のヘッド、森田敏夫氏（５４）がインベストメント・バンキング（ＩＢ）担当に就任。同時に若返りも図り、将来のグループ経営をリードする首脳陣や人材を育成する。永井浩二グループＣＥＯ（５７）はこれにより、２０２０年の経営目標の達成に向けた基盤強化を目指す。

［パリ　１日　ロイター］ - フランス自動車工業会（ＣＣＦＡ）とコンサルティング会社データネオが発表した２月の国内自動車販売台数は、前年同月比１３％増の１６万６７４１台となった。米ゼネラル・モーターズ（ＧＭ）、韓国の現代自動車、フィアット・クライスラー・オートモービルズ（ＦＣＡ）など海外勢が好調だった。