［東京　７日　ロイター］ - 日銀の黒田東彦総裁は７日午後の参院予算委員会に出席し、「マイナス金利の実体経済への浸透をしっかり見極めていきたい」と指摘した。マイナス金利のさらなる拡大は今すぐは考えていないが「経済・物価のリスクを点検し、必要なら量・質・金利の３つの次元でちゅうちょなく追加的対応措置を取る」と述べた。

［東京　７日　ロイター］ - 日銀が４月に公表する「展望リポート」で、２０１５年度成長率と１６年度物価見通しを下方修正する公算が大きいことが明らかになった。複数の関係筋が明らかにした。年初来の円高・株安に加え、１５年１０─１２月期のマイナス成長などが響く。

［東京　７日　ロイター］ - 東京株式市場で日経平均は５日ぶりの反落。直近の急ピッチな上昇の反動で、利益確定売りが優勢となった。強含む円相場も重しとなった。前週末比で一時１２０円安となったが、下値では押し目買いが入り下げ渋った。東証１部売買代金は約２兆１７００億円強と低調だった。

［東京　７日　ロイター］ - 富士重工業は７日、全車種を１つのプラットフォーム（車台）「スバルグローバルプラットフォーム」をもとにした設計で開発すると発表した。新プラットフォームを車種に合わせて柔軟に変化させて商品力を向上させる。

［東京　７日　ロイター］ - 内閣府が７日発表した１月の景気動向指数速報によると、ＣＩ（コンポジット・インデックス）一致指数は前月比２．９ポイント上昇し１１３．８となり、３カ月ぶりに上昇した。先行指数は前月比０．４ポイント低下の１０１．４となり、３カ月連続で低下した。

［上海　７日　ロイター］ - 中国人消費者の「高級」や「こだわり」志向がビールにも波及し、海外ブランドのプレミアムビールが人気を集め、手作りで個性豊かなクラフトビールを提供する小規模醸造業者が中国に新たな商機を見出す動きも広がりつつある。

［北京　７日　ロイター］ - 中国の韓長賦農相は７日、穀物価格が５年以内に上昇する可能性は低いとの見解を示し、農村地域の収入を押し上げるため、ハイテク技術の活用に注力し農業関連コストを削減する必要があると述べた。

［北京　７日　ロイター］ - 中国人民銀行（中央銀行）の易綱副総裁は７日、中国の外貨準備は潤沢かつ妥当で、経済ファンダメンタルズは健全との認識を示した。

［ロンドン　６日　ロイター］ - 国際決済銀行（ＢＩＳ）は６日、定例の四半期報告で、中国からの大量の資金流出は金利と人民元の上昇を狙ったキャリー取引の巻き戻しが主因との認識を示した。

［東京　７日　ロイター］ - 前場の東京株式市場で、日経平均株価は前営業日比７５円０２銭安の１万６９３９円７６銭と５日ぶりに反落した。外為市場で円相場が強含みとなったほか、前週末まで４営業日で１０００円近く上昇した反動もあり利益確定売りに押された。中国株が堅調なスタートとなったことで下げ渋る場面もあったが、上値は重かった。