［ワシントン　２８日　ロイター］ - 国際通貨基金（ＩＭＦ）は２８日に公表した報告書で、金融システムの安全網（セーフティーネット）はここ数年拡充されてきているとしながらも、多くの新興国が世界的な衝撃に対しぜい弱である状況はなお継続しているとの見解を示した。

［ニューヨーク　２８日　ロイター］ - 米アトランタ地区連銀の経済予測モデル「ＧＤＰナウ」によると、第１・四半期の米国内総生産（ＧＤＰ）伸び率は０．６％と、１％を割り込む見通し。２４日に公表した前回の１．４％から下方修正された。

［ワシントン　２８日　ロイター］ - 全米リアルター協会（ＮＡＲ）が公表した、２月の米中古住宅販売仮契約指数は前月比で３．５％上昇して１０９．１と、７カ月ぶりの高水準を記録した。

［東京　２８日　ロイター］ - 財務省は２８日、物価連動国債の減額を正式発表した。今年４月の発行額を従来の５０００億円から４０００億円に減額する。

［東京　２８日　ロイター］ - ロイターがエコノミストやアナリストを対象に行った緊急調査によると、２０１７年４月に予定されている消費税率１０％への引き上げを安倍晋三首相が延期するとの予想が８割超に達した。

［東京　２８日　ロイター］ - 国内航空３位のスカイマークは２８日、すべての再生債権の弁済が完了する見通しとなり、同日付で東京地裁から民事再生手続きの終結決定を受けたと発表した。

［東京　２８日　ロイター］ - ニトリホールディングス は２８日、２０１７年２月期の連結営業利益が前年比８．２％増の７９０億円になると発表した。３０期連続の増収増益計画となる。都心部への出店や高価格帯の品揃えを増やすなどし、購入層が拡大している。連結売上高は同９．１％増の５０００億円を見込んでいる。年間配当は５円増配の年７０円を計画。

［東京　２８日　ロイター］ - 東京株式市場で日経平均は続伸した。円安進行を背景に安心感が広がり、序盤は買い優勢の展開。日経平均は３月２３日の高値１万７１４２円を上抜き、取引時間中で６営業日ぶりの高値水準となった。

［東京　２８日　ロイター］ - 日銀は２８日、地域金融機関における有価証券投資の拡大と多様化を踏まえ、その課題をまとめたリポートを公表した。円金利が大きく低下する中で地域金融機関は外国証券や投資信託などリスクの高い商品を増やしており、リスク管理とシナリオ分析の充実を促している。

［東京　２８日　ロイター］ - 前場の東京株式市場で、日経平均株価は前営業日比１３１円４４銭高の１万７１３４円１９銭と続伸した。ドル／円相場が１ドル１１３円台半ばまで円安方向に振れたことを好感。先物主導で戻りを試す展開になった。配当権利取りの買いが継続したほか、消費増税の先送り観測や経済対策期待も相場の支えとなった。海外投資家の多くが休暇中で市場参加者は少なく、前場の東証１部売買代金は８２６２億円と低調だった。