［ニューヨーク／ロンドン　３１日　ロイター］ - 国際通貨基金（ＩＭＦ）が３１日に公表した報告書で、世界の外貨準備に占めるドルの比率が昨年第４・四半期は２四半期連続で上昇した一方、ユーロの比率が約１４年ぶりの低水準に落ち込んだことが明らかになった。

［ワシントン　３１日　ロイター］ - 米シカゴ地区購買部協会が３１日発表した３月の景気指数は５３．６となった。生産、新規受注、受注残が増加したことで前月の４７．６から上昇、予想の５０．０も上回った。

［パリ　３１日　ロイター］ - 欧州中央銀行（ＥＣＢ）理事会メンバーのビルロワドガロー仏中銀総裁は３１日、ＥＣＢは必要に応じて追加措置を講じることができるとの見解を示した。

［東京　１日　ロイター］ - ４月１日付で全国銀行協会長に就任した三井住友銀行の国部毅頭取は、ロイターとのインタビューで、バーゼル銀行監督委員会（バーゼル委）などで進められている新たな国際金融規制について「議論の帰すうによっては、邦銀により大きな資本コストが課せられる可能性がある」との見解を明らかにした。

［ニューヨーク　３０日　ロイター］ - 終盤のニューヨーク外為市場ではドルが続落し、ユーロに対して約７週間ぶりの安値を付けた。米連邦準備理事会（ＦＲＢ）のイエレン議長のハト派的発言に伴う早期利上げ観測の後退で、ドル安となった前日の流れを引き継いだ。

［ニューヨーク　３０日　ロイター］ - 米国株式市場は続伸した。利上げへの懸念を和らげた前日のイエレン米連邦準備理事会（ＦＲＢ）議長発言が引き続き相場を支援した。イエレン議長が２９日に利上げを慎重に進める姿勢を示したのに続き、この日はシカゴ地区連銀のエバンズ総裁が低インフレを踏まえると４月利上げのハードルは高いとの認識を示した。

［オタワ　３０日　ロイター］ - カナダ銀行（中銀）のパターソン副総裁は３０日、カナダ経済が原油急落の影響から完全に回復するには２年以上の時間が必要との見解を示した。

［ニューヨーク　３０日　ロイター］ - シカゴ地区連銀のエバンズ総裁は３０日、このところの米国のインフレ指標の強含みが持続的なものなのか、冬季の天候に左右された一時的なものに過ぎないのか、夏の終わりまでにはより明確になるとの見方を示した。

［ニューヨーク　３０日　ロイター］ - エバンズ米シカゴ地区連銀総裁は３０日、米経済に対する外的衝撃の吸収および物価の過度の下落リスク回避に向け、向こう数年間は非常に緩やかな利上げ実施が適切との考えを示した。

［ベルリン　３０日　ロイター］ - ドイツ連邦統計庁が発表した３月のドイツの消費者物価指数（ＣＰＩ）速報値は、欧州連合（ＥＵ）基準の消費者物価指数（ＨＩＣＰ）が前年比０．１％上昇した。前月の０．２％低下から反転し、予想の０．１％低下に反して上昇した。