［東京　８日　ロイター］ - 寄り付きの東京株式市場で、日経平均株価は前営業日比１５２円８０銭安の１万５５９７円０４銭となり、反落で始まった。その後下げ幅を拡大し、前日比で２００円超の下げとなった。欧米株安に加え、一時１ドル＝１０７円台を付けた急ピッチな円高進行が嫌気されている。前日に２０１６年８月期の連結業績予想の下方修正を発表したファーストリテイリングは売りが先行している。

［東京　８日　ロイター］ - 麻生太郎金融担当相は８日の閣議後会見で、高速取引の市場への影響や資産運用の高度化について議論するための新たな審議会を立ち上げると発表した。

［東京　８日　ロイター］ - 麻生太郎財務相は８日の閣議後会見で、為替市場の動向に関し「一方向に偏った動きが見られるのは確かだ」とした上で、「緊張感を持って見守っているところだが、場合によっては必要な措置を取る」と語った。為替介入については「答えない」とした。

［東京　８日　ロイター］ - 石原伸晃経済再生相は８日の閣議後会見で、このところの円高傾向について「荒い動きになっている」と指摘した。一方、「荒い動きの原因となるような日本経済の大きな変動はない」「経済の良好な状態は続いている」と強調し、「投機筋やさまざまなものの動きに対して、政府として注視していく」とした。

［ニューヨーク　７日　ロイター］ - 終盤のニューヨーク外為市場では、ドルが対円で続落した。日銀が為替介入を手控えるとの見方から、一時は２０１４年１０月下旬以来の安値となる１０７．７１円を付けた。

［ニューヨーク　７日　ロイター］ - 米国株式市場は下落して終了した。原油安のほか、世界経済への懸念が再燃したことでリスク資産に売りが出たことが背景。Ｓ＆Ｐ５００とナスダックは１％を超える下落となった。

［サンフランシスコ　７日　ロイター］ - 米サンフランシスコ地区連銀のウィリアムズ総裁は７日、年内少なくとも２回の利上げを支持することができるとの見解を示した。

［フランクフルト　７日　ロイター］ - ＤＭＧ森精機の子会社独ＤＭＧ Ｍｏｒｉ Ｓｅｉｋｉ ＡＧ（旧社名：ギルドマイスター）は７日、ヘッジファンドのエリオットの保有株比率が１５．２％から０．８％に低下したと明らかにした。

［ニューヨーク　７日　ロイター］ - ７日午前のニューヨーク外国為替市場は、ドルが対円で一時、１年５カ月ぶりに１０８円台を割り込んだ。日銀が円高阻止へ介入する公算が小さいとの見方が引き続き材料視された。

［ワシントン　７日　ロイター］ - 米労働省が７日発表した２日までの週の新規失業保険申請件数（季節調整済み）は前週比９０００件減の２６万７０００件と、市場予想の２７万件以上に減少した。経済成長が緩慢な中でも、雇用市場は引き締まり続けていることを示唆した。